そもそもこんなことになってしまった経過から話さねばならない。
彼女、椛谷紅葉が四つんばいで犯されることになったのは、
紅葉が無縁のはずのアルバイトをはじめようとしたためであった。
純和風の制服、濃いむらさきのセーラーに黒のタイ。
紅葉は都内広尾にあるお嬢様学校に通う高校2年生である。
その整いすぎた容貌は人目をひき、学校内には隠れファンクラブさえもできるほどであった。
下級生からは慕われ、上級生からは可愛がられ、近隣の男子校の人気も高かったのだが。
紅葉は広尾にあるアイスクリームショップでアルバイトを始めた。
金持ちの一人娘である紅葉には縁のないはずのアルバイトであったが、
目的はその店で働く大学生だった。
アイドルの某に似た(とはいっても紅葉はそのアイドルを知る由もなく。
ただ彼を個人として恋をしていただけなのだが)清廉な彼に近づこうとしてのことだった。
夜道、公園。
アルバイト先から紅葉の家の途中には大きな公園があった。
昼間の木々の隙間から陽の透ける光景を紅葉はとても好きであったが、
夜ともなれば別の話だった。広尾も、最近は治安のよろしくない場所が増えた。
公園脇の道をひとり歩く紅葉。すれ違った相手が悪かったのか・・・、
「椛谷紅葉?」
フルネームを呼ばれて振り返る。
紅葉がフルネームを呼ばれることは珍しいことではなかった。
噂の美貌の少女をひとめ見たいがため、
校門の前に数人の他校生がいることなどは日常であった。
彼ら(彼女らであることもあった)は決まって、紅葉をフルネームで呼ぶ。
それはアイドルのそれを呼ぶ際のものと似通ったものであったのだろうが、
それはさておき。
「椛谷紅葉じゃん!」
「えっ、どれ!」
5人の高校生らしき男子生徒が足を止め、振り返った。
「ほんまや。おっそろしい美人やなあ」
「本物見たの、おれ初めて!」
あっというまに紅葉は、周囲をかこまれてしまった。
ちいさな歩道である。
よけるすきまもなく、紅葉はどうしていいものか返事に窮した。
「いや・・・」
胸元に腕をよせる。恐怖ゆえの仕草であったのだが・・・
「なんだこの谷間。くれはちゃん、胸でかっ!」
「知らないのかよ。椛谷くれはの巨乳伝説」
実際、伝説と言うほど珍しいものではなかろう紅葉のGカップだが、
その美貌と相まって噂と憧れをたれ流しにさせる威力を持った。
美人なのに巨乳。そしてお嬢様。そのスジのマニアにはたまらない品である。
「やめ・・・」
腕をつかまれる。
「なにをなさいますの!」
「なにをなさいますの、だって。すげえ。本物のお嬢様だぜ?」
「腕、もっと広げろよ。隠すことねえじゃん、おっぱい見せてよ」
「ばか、おまえ。オヤジかよ!」
下品な笑いが起こる。
すきをついて紅葉は逃げ出そうとした。
なにか、空気があやういほうへ流れている気がした。
「おっと!待てよ、くれはちゃん!」
制服のすそをつかまれ、引き戻される。
とっさに、足元がくるい、よろけて倒れる。
「きゃっ」
「おい・・・あっち、つれこもうぜ」
よろけたことが、致命傷となった。
紅葉のしろく、むちりとしたふとももに目を奪われ、
性欲で脳が充満した5人は、それぞれ紅葉の手足をつかみあげ公園へひきずりこむ。
深々とした森のひろがる暗い公園。夜も更け、通るものは誰もおらず・・・
「おれ、こういうの、はじめて」
「ばか。おれだってはじめてだよ・・・」
「ちょ、ジャンケンで順番決めようぜ。そこらの女子とは品が違う。
なんたってあの、椛谷紅葉だからな。」
せこせこと輪になってジャンケンが繰り広げられる。
勝負が決まったのか、
「ひっ!」
ジャンケンに夢中になっているであろうあいだに、
必死に逃げ出そうとした紅葉の肩を、男がつかむ。
「くれはちゃん、おれが最初の相手やからな」
「い、いやああ!」
「いやて。ひどいなぁくれはちゃん。なんやおれのこと、気に入らんのん?」
関西弁の男。顔は憂い顔で、なかなかのイケメンなのだが、どうやら、
「おれ、ドSやねん。ごめんな?くれはちゃん。」
いきなり紅葉の足をつかむと、スカートをまくしあげ、
「くれはちゃん、どうせ初めてなんやろ?そんな感じやもんな。でもな、」
下着をあっさりと両手で破き去る。
周囲のどよめきと茶化す声。
「あ、あ・・・お、おやめになって、いやあ・・・!」
「もっと、いやがってええで。」
息遣いが荒くなる。紅葉の耳元に吐息がかかる。
「でも、おれ、いきなりいれるの、好きやから。ごめんな。」
「ひっ!!!ひいいいいいい!!!!!いやああああ!!!」
声にならない、紅葉の叫び声が響く。
とっさに連れの男らが口をおさえこむ。
関西弁の男は、あっさりと紅葉の股間にそれを差し込み、
腰をぐりぐりとまわしながら奥まで突きこんだ。
「ひっでえなあ、裕樹。おまえ、鬼かよ」
「こういうのがたまらんねん。いちばん気持ちがええ」
遠慮なく腰を突き入れる。
紅葉の股を覗き込んでいた男が、
「うわ・・処女だぜこいつ。」感嘆の声を漏らした。
彼が童貞であることを、周囲はうっすらと気が付いたがスルー。
「そんなん、入れたらわかるわ。すげえ、しめつけ。あぁ・・」
かぱ、かぱ、と股間同士のふれあう音が間抜けに響く。
「や、やめ、あ、ひど、い、いたい、いたいいたい、いた、ひぃ」
「あぁ・・・くれは、もっと、よがってええよ。
お嬢様なのになあ、こんなマヌケなカエルみたいなカッコで犯されて、
みじめったらしいなあ?なあ?返事せえよ!おまえ、めっちゃマンコ濡れてんぞ?
最悪な女やな?こんな、道端でマンコにチンポつっこまれて、なによがってんねん。
おまえ、気持ちええんか、こんな目にあわされて。なあ?」
小奇麗な顔から繰り出される下卑た関西弁が、紅葉の羞恥心を煽る。
ひぃ、ひぃ、といまだ屠られた処女膜の痛みに耐えながら、整った唇の端から嗚咽が漏れた。
瞳からは涙がぼろぼろと零れ落ちる。
「ん、なんや、足らんのか。次はなにしてほしいねん」
あ、これか、といまさら気が付いたように、紅葉の制服の上着のボタンをぐいと引きちぎる。
ぼろ、とあふれだす紅葉のしろい巨乳。
「噂に違わねえなあ。すげえオッパイ。」
男子のあいだにためいきのような、歓心のような感嘆が漏れる。
おれも、おれも、とその豊かな胸に手がのびる。
「ひっ、いやっ、あっ、いやあ、なにをなさいますの、やめっ」
「いまさら、なにをなさいますのでもないやろ。おまえ。
こんな、チンポでズコズコされてんのに。アホちゃうかこいつ」
腰をぱんぱん突きこむ速度を速めながら紅葉のことばに、反応して笑った。
「ほら、くれはちゃん。オマンコにおれのチンポ、入ってるの、見えるやろ?
ぱんぱんいいながら入ってんねんで。どんだけ淫乱やねん、このお嬢様。
ほら、いくで。中で出したるさかいな。」
乳首をふたりの男に左右から激しくつままれながら、
腰をすこし浮かされて先程よりも激しく早く股間にチンポをズコズコ突かれながら、
口にもうひとりのデカチンをしゃぶらせられながらも、
それでもまだ非現実のあいだをさまよっていた紅葉だったが、
「なかにだす」
のひとことで、現実に戻った。
「わ、わたくし、妊娠してしまいますわ!それだけは」
「やかましわ。ボケ。おれのチンポ汁のなにが不満やねん」
ぐるり、と紅葉の身体がひっくりかえされる。
うしろから、またグチグチと肉棒をあてがわれ、
「あ、ああっ、あひ、あ、あ、らめ、あひ、らめですわ、そこは、あ、」
ズコズコとインサートする。
紅葉の卑肉がめくれあがりながらそれを受け入れ、汚らしく犯される。
「はっはっ、はひ、らめれすの、らめ、あ、ひぃぃぃ」
「バックのほうが感じるんかい。ならこのままイクで。」
巨乳がぶんぶんと振り回される。
薄ももいろの乳首をつままれ、美しかった顔は羞恥にゆがんだ。
「おら、は、はっ、イクで、う、うっ、あぁ」
「あひぃ、おやめになってくださいまし、あぁああん、あん、あ、」
「なんちゃってぇ」
イク寸前に肉棒を抜き出し、少女の桃色の尻穴にぶちこんだ。
少女の淫液でしとどに濡れた肉棒は、なんなく尻穴の入り口を突き破る。
「ぎゃ、ひぃ!ひいいい!おかあさまぁ!」
尻穴のなかに、ぬるく汁がしたたり出され、きついそこに入りきらず逆流して外に噴き出す。
「きったねえな。くそあまが。」
「それより、犯されておかあさまなんて言う女、ほんとにいるんだな。」
「はは。」
「つーかアナルまでやるか?普通」
「きちく。」
「あんなぁ、好き勝手言うなや」
尻から肉棒をひっぱりだしながら、関西弁の男が仲間を振り返った。
「おまえらがヤるとき、困らんようにアナル出ししたったんやで。」
「せいぜい感謝するよ。」
関西弁の男が、ロン毛のその男のてのひらに触れた。
ぱちん、と軽い音がする。
「ほな、バトンタッチ」
「おう。」
尻穴をひくつかせ、股間から汁をたれながした美少女に向き直る。
ふたりがかりで抑えつけられた紅葉の股間をぐいと広げ、ロン毛の男が肉棒を差し込んだ。
くっ、というかすかな声をあげたものの、紅葉は前ほど声を荒げることもなくそれを受け入れる。
仰向けにされても張り詰めて上を向く大きな乳をゆっくりと揉みしだきながら
ロン毛男は腰を動かしはじめた。
「あ、ん、」
「紅葉ちゃん、気持ちいいの?」
あくまでも口調はソフトだった。
過去500人は超えているであろうロン毛男の女性経験数は伊達でなく、
実際のところ非常に上手だったということだろう。
腰をぐっと上にそらしあげ、紅葉の腹のあたりに肉棒をあてながら徐々にスピードをはやめると、
先ほどまでの行為の最中とは違った声が紅葉からあがりはじめる。
「ひ、あ、あああん、あん、いっ、あ、はっ・・・」
ぐ、と腰を奥の奥まで押し込み、ばん、ばん、と音をたてながら股間同士を叩き打つ。
さらにスピードをあげ、強く肉棒を差し込むと、紅葉の股間から黄色いものが流れでてきた。
と、同時に紅葉の声。
「あ、はぁあああ、あああ、くぅ、あ、あはああ」
背中をやさしくさすりながら、ロン毛の男はしばらく腰を動かした後、ゆっくりと肉棒を抜いた。
残留していた尿がわずかにこぼれ出る。
「ほら。いっちょあがり。」
「すげえ。おまえほんとに高校生かよ。イカせるの、うますぎ。」
「初イキでおしっこかよ。恥ずかしい女やな。」
嘲笑。
「仕方ないよね。はじめてイクときって、どうイケばいいかわからないっていうし。
紅葉ちゃん、きもちよかったんだよね?」
答えるいとまもなく、背をむかされ四つんばいにされる紅葉。
「ケツ、あげて」
「んあ」
ロン毛男が紅葉の腰をかかえあげ、上からぐいと挿入した。
「いやあ、もういや、やめ、」
「あー、紅葉ちゃん、すげえ締め付け。ぎゅうぎゅういってる、ほら、」
ほら、といわれてもそんなもの聞こえようはないのだが、おかまいなしに腰をゆすり、
またも徐々にスピードをあげはじめる。
バン!バン!と大きな音をたて、突きこむ。
「あー、いっちゃう。おれ、いきそ。あーーー、中に出すよ!」
「い、いっ、あ、あ、あひ、あああん、あん、いや、いやあ」
「紅葉ちゃん、マンコん中びくびく痙攣してる・・・イッっちゃった?
またおれのチンポでイカされたんだ?ああああ、中に出すよ、い、いく、」
腰をぐりぐり押し付け、ロン毛男の尻が痙攣した。
ごぼ、と音がし、紅葉の股間から白濁液があふれる。
「やめてぇ、ひぃ、いやあああああああああ!!!!!!」
出し切ってもなお、未練がましく腰を動かす男。
「あー、だめ、この子めっちゃきもちよすぎー・・・あー・・・」
「エロい身体しとるしな。マンコんなか、ぐちょぐちょやろ?こいつ」
もはや意識も朦朧とし、呆然と地べたにへたり込む紅葉に、容赦なく次の男が声をかけた。
「紅葉ちゃん、次よろしくね」