こうしてナウシカが食堂で大勢の男たちから辱められている最中、
船外ではナウシカと風の谷にとって非常に重大な出来事が起きていた。
ナウシカの態度に感服したトルメキア兵の1人が風の谷側と接触したのである。
「風の谷は巨神兵復活のために必要なあらゆる協力をすること」
この取り決めに従い、風の谷側は水、食料、その他必要な物資を供給していた。
艦隊を係留している近くに今は使用していない古い風車塔がある。
そこを一時集積地にして物資の確認と搬入作業が行われていた。
トルメキア側は、必ず護衛の兵士を数人伴って立会いに臨む。
この日も同様だったが、物資の搬入作業が始まったところで、
責任者は護衛兵に対し、風車塔の外で待っているようにと言い渡す。
そして、物資供出の為に集まっていた風の谷の男たちの中から
年齢の高い数名に、「話したいことがある」と声を掛けた。
風車塔内部で1人きりで風の谷の男たちと相対すると、おもむろにこう言った。
「貴方たちのお姫様はまだ若いのに、本当に大した人物だな」
それから船内の状況について話し始めた。
・ナウシカとユパは健在である
・ナウシカへの暴行は可逆的なものに留めるようにと指示が出ている
・船内にはナウシカに感服し、手助けしたいと思っている者が少数ながらいる
・船内に連れられた少女たちは何もされずに無事今日中に帰れる可能性が高い
これらの情報は、昼夜船内の様子を案じ続けていた彼らを大いに安堵させた。
だが続く話し合いは、谷の人々に厳しい現実を突きつけることとなる。
「貴方がたがお姫様救出の計画を立てているのかどうか、それは聞かない。
しかし念のため言っておくが、
実力行使は現実的ではないということは覚えておいて欲しい」
トルメキア兵によれば、クシャナと参謀しか知らない符牒があり、
それを使って本国と毎日定時連絡を行っているのだという。
風の谷占拠の際、コマンド兵が4人も殺害されたこと、
翌日以降も負傷者が出ていることは既に報告済みであり、
仮に符牒を伴った交信が途絶えた場合、
本国は直ちに大艦隊をこの地に送り込んでくるだろうと言う。
風の谷の人々は、姫様を救うために硬軟様々の方策を考えていた。
トルメキア兵の性的蛮行の悪評はすぐ谷中に知れ渡ったし、
船内から戻った子供たちの口を通して、姫様が初日早々
トルメキア兵たちの毒牙に掛けられてしまっていることが明らかになった。
一刻も早く姫様をトルメキアの魔の手から救い出さねばならない。
最も強硬な案は、クシャナと主だった面々を殺害し、
トルメキア兵を鎮圧してしまおうというものであった。
だが、彼我の戦力差が大人と赤子程もあることは否めない。
まともにぶつかって勝ち目はないから、何か奇策を立てる必要があるが、
それは運も味方につけた非常に危ういものにならざるを得ないだろう。
仮に制圧に成功したとしても、結局本国から報復に大増援部隊が送られてしまう。
最終的に風の谷滅亡に繋がってしまうやり方は姫様もユパ様も望まないだろう。
実は姫様のために身代わりになることを志願する女性も何人かいた。
そのことをトルメキア兵に伝えるが、「良策とは思えない」と言う。
クロトワはなぜかナウシカに強く執着しており、身代わりができたからといって、
姫様がまったくそういうことをされなくなるとは考えにくい。
全くの無駄とは言わないが、せいぜい姫様の負担を幾らか減らせる程度だろう。
クロトワ専属の性奴隷にされ、今以上に酷な行為を強いられる可能性もある。
また、今はナウシカ以外には手を出さないことになっているが、
谷側からそういう譲歩の仕方をするとなし崩しになってしまい、
歯止めが効かなくなる恐れもある。
トルメキア兵によると、数日経過して尚暴行の対象が
1人だけに留まっていること自体、奇跡だという。
志願した女性とて、谷のためにたった1人で
大勢の敵兵から蹂躙されている姫様のためにと、
独りで、あるいは夫共々悩み抜いた末、死ぬ思いで手を挙げているのだ。
己の身体を差し出しても姫様に害が及び続け、事態が悪化する恐れもある。
姫様の性格を考えると、この方策を実行しても決して喜ばないだろう。
「巨神兵が復活すれば、我々はすぐにここから立ち去る。
それがいつになるかは分からないが、いつまでもこんなことが続くわけではない。
祖国を裏切ることはできないが、お姫様の負担が少しでも減るよう、
私と仲間にできることは喜んで協力する」
そう言い残してトルメキア兵は船に戻って行った。
実力行使が無理となると、何らかの方法でクシャナに暴行禁止令を出させるか、
兵士たちが暴行を自主的に止めるようにもっていかねばならない。
そのために何か妙案はないものか。
この一件はすぐに谷の人々に知らされ、この情報をふまえ、
どうすれば姫様を救うことが出来るのか、真剣な話し合いが行われたのであった。
一方その頃船内では、ナウシカにとって非常に長かった時間の末、
ようやく食堂が捌け、牢屋に戻されることになる。
胡坐をかいて前かがみの状態で縛られているナウシカは歩くことができない。
「自分で歩いて戻ります。だから足と首の縄だけ外してください」
最低限のお願いをしているのに、それすらクロトワには聞き入れられない。
男たちに両側から担がれて牢まで運ばれることになる。
男たちの歩みに合わせて身体が上下し、それにつられて洗濯バサミも揺れる。
やけに上下動が大きい気がすると思ったら、
案の定、担いでいる男たちがニヤニヤしながら動く洗濯バサミを見ていた。
更には担ぐために尻に手を当てた男から、
軟肉の感触を味わうように撫で回されてしまう。
キッと睨むと、その反応すらも愉しむように男は下品な笑みを浮かべ、
尻を揉み、尻穴に手をやるのであった。
事前にクロトワが番兵に命じておいた通り、
牢内には少女たち以外誰も入れないようになっており、
牢の外には既に男たちが待っていた。
食堂でのことが刺激となり、非番の者がやって来たのである。
少女たちにとっては、まるで猛獣に取り囲まれた小動物のような心境だった。
不安で仕方ない少女たちだったが、姫様が戻ったことが知らされ安堵する。
しかし、鍵が開けられて牢内に戻って来た姫様を迎えるその瞳は
すぐ驚きと悲しみに曇らされた。
出て行った時より更に酷い恰好にされてしまっている。
牢から出た時、身体中縄を巻かれ、両手も封じられた酷い状態だった。
あんな風に縛られ、姫様はきっと辛いに違いない。
一刻も早く解かれた姿で戻って来て欲しいと願っていたのに、
更に縄で身体を折り畳まれてしまい、歩くこともできない。
出て行く時にはそれでも自分たちのことを案じて気遣ってくれた姫様が、
ベッドに下ろされても口を利いてくれない。
あの姫様が黙って俯いたままなんて、きっととんでもなく酷いことをされたのだ。
「ひっ、姫様…」
こんな屈辱的な恰好を強いられ、一体どんなことをされていたのだろう。
姫様の身を想い、少女たちはいたたまれず涙する。
一方のナウシカは、事前にクロトワが言っていた通り、
牢内が少女たちだけの状態だったことに安堵した。
しかし今の自分は体中縄を巻かれて身動きができず、乳房には洗濯バサミが、
そして性器と尻穴には極太の張型が咥え込まされている。
しかも身体からは雄の臭い、雌の臭いを漂わせてしまっているはずだ。
そんな姿を少女たちの前に晒し、死んでしまいたい程の羞恥が全身を襲う。
少女たちに話し掛けるどころか、まともに見ることも出来ない。
こんな恰好を少女たちに見られてしまうのもそうなのだが、
ナウシカにはもう一つ非常に気掛かりなことがあった。
もしもあの男が少女にさっきと同様のことをしてきたら。そう考えるとゾッとする。
少女たちを守った結果として処罰を受ける覚悟はあるが、
今の自分は手も足も出せず、少女が身体を弄られ、泣き叫ぶ姿を
ただ見ている事しか出来ないのだ。
今はただ、そういう事態にならないよう祈ることしかできない。
そして少女たちの目の前で、再び悪夢のような時間が始まる。
「お前、面白いモノつけてんじゃねぇか。」
1人の男が背後から覆いかぶさると、ナウシカの胸に手を滑らせてくる。
下乳を支えたまま、親指の腹で乳房を上からぐにぐにと押しつぶす。
するとその手の動きに合わせて、洗濯バサミが上下に動くのだった。
「うっ、やぁ…」
戒めのせいで少しばかりの身動きしか許されず、
男の手を嫌がって肩を捩り、前かがみで縛られた上体を更に倒すと、
洗濯バサミの先端が胡坐をかいた自分の腿に当たってしまう。
「ひっ!」
もうどうすることもできず、背中を僅かに反らせて耐えるしかない。
「ずっと挟まれたままで痛いだろ。取って欲しいか?」
「お願い、取って」
先端部分は挟まれた跡が残り、赤くなっていた。
「可哀想に。こんなに赤くなって」
男は片方の乳首をつまむと、くにゅくにゅとほぐし始める。
「くっ、うううぅっ!」
なんとか耐えていたが、徐々に抗えなくなる。
「いやっ、やめてぇ…」
「そうかそうか、こっちばっかりやっちゃ駄目だよなぁ」
そう言うと男はもう片方の乳首に責めを加える。
「ひぅっ!!」
その反応は最初よりずっと早く、そして強いものだった。
「お前、ひょっとしてこっちの方が感じてるんじゃないか?」
男は左右の乳首で反応を試す。
思った通り、左の反応が強い。
「へえ、左右で反応が違うんだな。オイ見てたか。
このお姫様、左のおっぱい弄られるのが好きみたいだ」
それを聞いた男たちは、面白がってそれぞれの反応の違いを確かめ出し、
こうして延々乳房を弄ばれてしまう。
乳房を弄られるのも辛いが、必死に耐えようとすると、
どうしても下腹部に力が入ってしまい、
未だ咥え込まされている2本の巨大な張型が嫌な動き方をするのが辛い。
牢内には男たちのヤジとナウシカの喘ぎ声が響き続ける。
その後、やっと上体を前屈みにしていた首から足首への縄と、
胡坐で固定していた縄を外される。
これでその身体を戒めているのは、亀甲縛りと後手縛りだけ。
その状態で、仁王立ちする男の前で膝をつき、咥えるよう要求される。
毎度のことなのだが、男が自分のモノを取り出した時の臭いがたまらない。
極力口で息をするようにしているのだが、この臭いが肺に入ってしまうのも嫌だ。
瘴気マスクを着けたくなる。
極太の張型を打ち込まれているせいで、足をぴったり閉じることが出来ず、
どうしても少し股が開き気味になってしまう。
両穴が実はとんでもない状態になっていることを少女たちは未だ知らない。
そのことが知られてしまわないかと気掛かりで、
そのためどうしてもその所作はぎこちないものになってしまう。
感情を押し殺して口に含み、1秒でも早く終われと願いながら
懸命に舌と顎を動かしていると、突然男から頭をガッと掴まれる。
「怠けてんじゃネェ! こうやって頭も動かすんだろ!」
そう言って男はナウシカの頭を無理やり動かし、男根を喉の奥に打ちつけ始めた。
「オゴッ! グエ゛エ゛エ゛ェ!」
あまりの苦しさに、反射的に尻が浮いてしまう。
「姫様っ!!」
それでも男は手を緩めようとしない。
無理やり突っ込まれた男根が喉の奥に衝突する。
その度に吐き気を催し、胃酸が上がって吐きそうになる。
涙が滲む。こんなところを少女たちに見られているのが辛い。
「自分でやってみろ!」
ようやく頭を掴んでいた手を離される。
言われた通り、頭全体を前後に必死で動かし続ける。
喉の奥まで男根を入れるのは苦しいのだが、加減するとまた男に何かされそうで、
涙を堪えて懸命に刺激を与え続けるしかない。
「そうだ、やればできるじゃねぇか! へへへ」
やがて男のモノが硬さと大きさを増し、そして不気味に蠢き始める。
「残らず全部呑み込め!」
口の中で男のモノが爆ぜ、粘液が喉奥を打つ。
不快の極みだが、ぼやぼやしていると逆流して鼻から出てしまい、
更に辛い目に遭ってしまう。
遅れまいと必死に喉を鳴らし、なんとか無事全部呑み込んだ。
何とも言い様のない青臭さが口の中にべったりと貼り付く。
暴君のように振る舞う敵兵から、臭う男根を咥えさせられ、
そこから吐出した欲情の粘液が、今は全部自分の胃の中に。
思わず吐いてしまいそうだ。
そして、ナウシカはこの後次々と大勢の男たちから同様の行為を強いられた。
最初の男が呑ませたからなのか、次の男からも、そしてその次の男からも、
続々と呑むよう要求される。
胃の中に男たちの精液が次々流し込まれてゆく。
嫌で嫌でたまらない。
身体も感情も、もうこれ以上呑み込みたくないと拒絶しているのに、
それを押し殺して呑み込み続けねばならない。
数人の男たちからは、呑ませるのではなく顔に掛けられた。
それは顔から首筋を伝って胸に、更には腹にまで筋を付け、
顎から滴り太腿を汚した。
(姫様に向かってなんてことを!)
少女たちにとっては、見た目の印象からこちらの方がより侮辱的に映る。
少女たちは口にこそしないものの、姫様の顔を汚す男たちに憤っていた。
後ろ手に縛られて膝をつき、身を低くめたナウシカに相対する仁王立ちした男。
その男から男根を顔に向けられ、そして白濁した液体を直接掛けられる。
ナウシカは顔面を上げさせられ、目をつぶり、それを黙って受け止めるのみ。
まさに征服と屈従の象徴的な光景だ。
この卑しめの極致とも言うべき行為に対する少女たちの反応は至極当然だし、
ナウシカにとっても普段なら絶対にあり得ない侮蔑なのだが、今は違う。
大勢の男たちから大量に呑まされ続けている今の状況では、
「私の顔に掛けて下さりありがとうございます」
そうお礼を言いたくなるほど有難いと感じてしまうのであった。
そしてようやく牢内に残る最後の男の番になった頃には、
その可憐な顔が、真っ白な胸と腹が、白濁した液体ですっかり汚されてしまった。
自分の身体から汚臭が漂う。体内からも臭いが出ている様な気がする。
後手縛りのせいで胸がうんと開かれており、
口から垂れる液体を肩口で拭うことすらできない。
既に相当の量を呑まされている。胃が重い。気持ち悪くてムカムカする。
ナウシカに咥えさせた男たちは未だ誰1人立ち去ろうとせず、
牢内に留まって性奴隷に貶められた姫を取り囲み、奉仕する様子を見物している。
このニヤニヤと眺めている男たち全員の男性器が一時期その口の中にあり、
そして全員の男性器からの吐出物を受け止めさせた。
しかもそのほとんどが胃の中に流し込まれている。
如何に少女を守るためとはいえ、呑み込める量には限度というものがある。
回を重ねるごとに呑み込むのが辛くて仕方がない。顎も痛む。
食道の壁に粘液がドロリとへばりつき、極端に狭くなっているような気がする。
そしてまた新たな精液がほとばしり、喉にからまりつつ胃の中に追加されていく。
大量の白濁物で満たされた胃を想像してしまい、あまりのおぞましさに全身が粟立つ。
そしてやっとの思いで全ての男たちを満足させ終わる頃だった。
「よう、いいことやってんじゃん。ついでに俺にもやれよ!」
そんなことを言いながら牢に入って来たのは、
またしても規則を破って少女に手を出したあの男だった。
男は負傷したため、午後からの任務を免除されていた。
殴られた瞼は更に腫れ、片目はほとんど半開きになっている。
あっけなく自分に倒されたくせに、よくも懲りずにこの場に戻って来れたものだ。
だが、男が入って来たのが足が自由になってからでよかった。
もしまたこの子たちにヘンな事しようとしたら、
今度は足を使って撃退することができる。
男が早速自分のイチモツを取り出し、ナウシカの前に仁王立ちになる。
サッサと事務的に済ませてしまおう。
そう考え、男のモノを口に含もうとするのだが、男は腰を左右に振り始める。
そのせいでモノを口にすることができず、
それどころかそれはナウシカの顔にペチペチとぶつけられる。
思わずカッとなって見上げると、ニヤニヤ笑う下種な男と目が合った。
見上げて睨み付ける間もただ男のモノで頬を叩かれるばかり。
「オイどーした、ボヤボヤしないでとっとと咥えろよ。それともコッチでやってくれんのか?」
男はイチモツをナウシカの鼻にぐりぐりと押しつける。
「ヤッ!」思わず顔を背けてしまう。
まともに相手しようとするだけ時間の無駄だ。
仕方なく懸命に男のモノを追いかける。
手が使えればどうということはないのだが、
後ろ手に縛られている今は、口を大きく開き、舌も突き出して追わねばならない。
それでもなかなか捕まえることが出来ず、
大口を開けて懸命にモノを追う顔を叩かれてしまい、
愚かしい恰好を強いられてしまう。
それでもなんとか男のモノを咥えることができた。
「そう言えばお前、今三本同時に咥えてんだな」
「!!」
口で刺激を加え始めた途端そんなことを言われてしまう。
少女たちにはもう気付かれてしまっているのだろうか。
少女に恐怖を与えた最低な男に、その少女たちの目の前で咥えさせられる。
見せたくない光景だが、1秒でも早く終わらせようと必死で刺激を与える。
「…んはあ…れる…ちゅぷ…はあ…ちゅる…こく…」
この男から性器と尻穴に極太の張型を挿れられてしまい、
更に口にまで咥えさせられてしまった。
このまま噛み千切ってしまいたい。
食事は五感を総動員した非常に繊細な行為で、
まず口に入れてもよいかどうか見極め、
少しでも怪しいと思ったら嫌な臭いがしないか確かめる。
嗅覚は良い香りよりも、嫌な臭いを遥かに敏感にかぎ分けるようになっていて、
この段階で少しでも嫌なものを感じたら、もう口に入れる気にならなくなる。
口に入れてからも、口全体で食感を確かめ、味覚を確かめ、
そこで些細な異常を感じると、もう呑み込むことがでず、すぐに吐き出したくなる。
咀嚼する音、周囲から入って来る様々な音は、食欲を増すものともなれば、
一気に失わせるものともなる。
身を守るための非常に敏感な、しかも強い衝動を伴った防衛機能なのだが、
そのせいでナウシカにとって男性器を口に含んで長々と刺激を加え、
それから精液を呑むことを強要されるというのは、単に嫌だというだけでなく、
これだけ身体に元々備わる機能に逆らわなければならない苦しい行為なのだ。
おまけにこの男に対しては、
「少女を酷い目に遭わせた男に逆恨みの復讐をされている」
という個人的な感情まで加わっている。
獣臭を放つ禍々しい男根を咥え、懸命に刺激を加える。
やがてソレは大きさを増し、口腔を満たす。
その形と臭いを知ってから口に含んでいるため、
口の中の感触は気持ち悪い以外の何物でもない。
何とも形容し難い味、それに汚臭。
摂取すべきではないと身体が判断を下し、
強い吐き気と共に、唾液が大量に分泌される。
そのせいで口での刺激はどうしても水気の多い音が伴ってしまう。
その音は男たちを喜ばせ、汚いヤジの元となり、ナウシカをますます萎えさせる。
大量の唾液は男根の臭いと味、それに先走り液までもないまぜにし、
汚らわしい液体となってみるみる口の中に溜ってゆく。
勃起した男根を口いっぱいに咥えさせられているため、液体を留める余裕は少ない。
男に髪を掴まれ、喉奥まで突っ込まれ続けているせいで、
大量の液体を吐き出すことさえ叶わず、切羽詰ったナウシカはついに決断を迫られる。
それは、風車塔のてっぺんから飛び降りるほどの覚悟を要した。
意を決したナウシカは、決壊寸前の液体をごくごくと呑み込み始めた。
喉に流し込む音、喉越しの感触。最悪だ。このまま消えて無くなってしまいたい。
喉奥を刺激される度にえづき、胃の中にあるものが上がってくる。
たまらなく苦しいし惨めだが、今は早く終わってくれと念じながら耐えるしかない。
やっとのことで男は達したのだが、当然のように全部飲むよう命令される。
立て続けに一体どれだけ呑まされたのか分からないおぞましい雄汁。
呑まされるごとに増す膨満感。
男根の先から否応なく噴出する粘液の、喉に引っかかる感触と臭いが耐え難い。
吐き出したくなるのを必死で堪え、なんとか飲み干した。
口の中が苦い。もう顎全体がガクガクだ。
「後で下の口にも呑ましてやるからよ」
吐き気を堪えて咳き込んでいるとそんな言葉が浴びせられ、視界が涙で滲む。
膝をつき、後ろ手に縛られたままの状態で呆然としていたナウシカだったが、
「俺のプレゼントは気に入ったか?」
そんなことを言いながら男はナウシカの胸を後方に押す。
両手を使えないナウシカはそのまま仰向けに倒されてしまう。
やっと全員を満足させ、これでしばらく解放されるのかと思っていたのに、
今度は一体何が始まるのかと不安が募る。
男はナウシカの股を大きく広げさせると、膣口を塞いでいる縄を左右に開き、
深々と咥え込ませていた張型を少し露出させた。
その瞬間少女から発せられた短い悲鳴が牢内に響き、ナウシカは悟った。
性器に捻じ込まれた化け物の存在に、ついに少女たちが気付いてしまったことを。
地獄の始まりであった。
男は張型を途中まで抜き出しては再び挿入するのを繰り返し始めた。
巨大なカリが内壁をごりごりと抉る。
思わず足を閉じ込もうとしたため左右から男たちの手が伸び、
無理やり開かされ、そして張型による刺激が続けられる。
「くぅ…」
大勢の男たちだけでなく、すぐ横に並んでいる少女たちの手前もあり、
必死に平静を装おうとするのだが、その表情はまず目から崩されてしまう。
極太の張型の抜き差しに合わせて膣口が、木芽が、
表面の凸凹に引きずられ、まるで生き物のようだ。
「…あっ!」
「しかしオマエ、本当に敏感なんだな。くっくっく」
その光景をすぐ目の前で見せられている少女たちは呆然としていた。
(姫様になんてことを…)
少女たちは知っている。姫様は自分たちのためにその身を差し出し、
男たちの欲望を一身に受け止め、必死に耐えているのだ。
身体が震え、汗が滲む。
「うっ! …うあっ! やっ、やめてぇ、…くはあっ!」
「こんなモノでよがるなんて、どんだけ変態なんだよこのお姫様は」
下腹部が収縮し始める。
もはや身体をじっとさせておく余裕を奪われ、
無理やり開かされている足と腰を捩らせ、悶えてしまう。
その表情に王族の威容はもう残っていない。
「うあっ…あ…あ…は… あっ! イアッ!」
「おいおい、本気でよがってんじゃねぇか!」
呆れたような、小馬鹿にしたような男の声。
「もっ、もう…いっ、いい加減に、し なさ…ぃヒィッ!」
毅然と拒絶の姿勢を示すつもりなのに、声が裏返り、みっともなく喘いでしまう。「なーにカッコつけてんだ! こんな乱れてるヤツが言っても全然説得力ねーよ!」
(まずい! このままじゃ…このままじゃ…)
極太の張型のせいで尿道が押し込まれ、勃起した木芽が目立っている。
男はそれを剥き出しにすると、張型で刺激を加えつつそれを ぐりっ、とつまんだ。
「ヒギィッ!!」
瞳を大きく見開き、一つ鳴かされる。
そして男は木芽に責めを加え続けた。
「ハッハッハ! もうタマンネェんだろ? よく見ててやっから思いっきりイっちまえよ!」
「ハアッ! ハアッ! ぐひっ! …だっ、だれがっ、ひぅ! アッ、アナタなんか…」
「可愛いねぇ。『ひぅ!』だってよ。オラ、もっと鳴いてみろ! ほれ! ほれ!」
「ハアッ! やぁ! …ゃ…ぁ… ああっ!」
自分はこんなこと望んでなどいない。即刻止めて欲しい
そういう明確な意思を伝えたいのに、
言葉を発すること自体男を悦ばせ、却って嗜虐を煽る結果になってしまっている。
完全に逆効果だ。
手の自由が利く状態なら、
すぐさま最も敏感な部分を弄ぶ男の手を払い除けただろう。
だが、後ろ手に縛られている今それもできない。
女にとって、「仰向けで股を大きく開いた格好」の持つ意味は重い。
強制的にこの格好をとらされている場合、
それはもはや男の意のままに蹂躙されてしまう窮地に追い込まれた状態だ。
1秒でも早くこの体勢から脱したいのたが、
両側から屈強な男2人掛かりで足を押さえつけられてしまっては、
所詮女の力ではもうどうすることもできない。
大勢の目の前で最も秘めておきたい場所を無防備に曝け出し、
されるがまま、最悪な男からの凌辱をまともに受け止める他ない。
その身体を蝕むのは男の手だけではない。
両側から自分の全身を見下ろす少女たち、それに大勢の男たちの目がある。
そしてこの視線のせいで、
この状況になっても尚懸命に反応を最小限に押し留めようとしていた。
しかし堪えようとすると、どうしても下腹に余計な力が入ってしまい、
それが張型の嫌な動きを生み、それが更なる快感を呼んでしまう。
こうしてナウシカは、肉体的にも精神的にも、内と外両方から責め苛まれてしまう。
完全に悪循環に陥ってしまった。
「そんなに我慢するなって。こういうのはどうだ? オイ! オイ!」
「アッ! アッ! ひやああぁあぁぁっ! ひゃめてっ! ひゃめてえぇぇ!」
最も敏感な部分を面白半分にこねくり回す男にも腹が立つが、
それにイチイチ反応して浅ましい声を上げてしまう自分がつくづく嫌になる。
一旦は男を気絶させてその蛮行を阻止することに成功したものの、
今は少女たちを守るはずの自分が身体の自由を奪われた上に、
されるがまま、快楽の濁流に翻弄され、嬌態を晒してしまっている。
少女たち、特にこの男に身体をまさぐられて泣き叫んだ子の心境を考えると、
こうしていいように鳴かされてしまっている自分が情けない。
少女たちの目の前でこんな仕方で辱められ、
その上イかされてしまうなんて、絶対イヤだ。
激烈な刺激に必死に耐えようと身を捩るが、男は更に木芽への刺激を加える。
どうしても身体を捩ってしまい、下腹部に力が入る。
そして男は張型を少し引き出した状態で、ぐりぐりと円運動を始めた。
膣口を支点にして、無駄肉のない薄い腹の下で巨大な張型同士がぶつかり、
内臓を引っ掻き回す。
「ひぐう! やめ…て……やめてぇ…」
男は張型を動かしつつ、ナウシカの乱れた髪を掻き分け、
その耳に息がかかるほど口元を寄せ、言う。
「どうだ? どんな感じだ?」
「ひあっ! おなか…ダメェ…おなか…あが…やぁ…」
キスできるほど寄せた目の前で、
自分に対して敵意剥き出しだった少女が、今はそんな余裕を完全に奪われ、
中を張型で引っ掻き回さる度、目をギュッと閉じ、耳まで赤らめ、
震えながら悶えている。
零れた涙が筋を作って耳の方へと流れていった。
見ていた男の1人がナウシカの腹に指をぐっと押し当て、
張型の感触を確かめる。
「お、動いてる動いてる! 固いものが動いてるのがわかるぞ!」
他の男たちも代わる代わるナウシカの腹を圧迫し、張型の感触を確かめる。
中で張型が蠢き、腹を強く押され、身体を弄ばれる本人にとっては、
内部に生じる不気味な痛みが不安で仕方ない。
「おっ! おなか…やめっ! いやぁ…おなか…お、おさない…やめてぇ…」
涎を零し、喘いで大きく開いた口。そこに男は舌を侵入させ、
ナウシカの舌や歯茎に舌を這わせ、口腔をねぶり犯す。
ナウシカの小柄な身体は上と下の両方から浸食されてしまい、
不気味な物体が体内を無遠慮にのたくっている。
あまりのおぞましさに全身が粟立つ。どうかしてしまいそうだ。
「んうっ! ん――――っ!!」
「オマエ、一応一国のお姫様なんだろ?
ああ、王様が死んだからもしかして今度はお前が女王様ってことになるのか?
女王様が敵国の男にやられてこんなによがり狂ってていいのかよ?」
「んくっ、んっ、んん――――っ! ん―――っ、ん――――!!」
「この子らにも見られてるってのにこのお姫様はまったく! クックック!」
ナウシカが嬌態を晒し、恥辱にまみれる程、ヤジを飛ばす男たちは上機嫌だ。
敵意を示しつつこんなに乱れ狂う女は見たことが無い。
絶頂に達しないようにと懸命に耐え、悶え苦しむナウシカの姿はあまりに淫靡だ。
さっさとイかせてやろうと思っていたが、男は考えを変えた。
いよいよ限界が近づいてくる。
ゾクゾクと身体が痺れ、下腹部が収縮する。
(ああ、くる! きちゃう…)
ナウシカは最悪の瞬間を覚悟したのだが、
願いが通じたのかその寸前で男の手が止まる。
男たちから足を放され、張型からも、木芽からも手が離れ、放置される。
すぐさま股を閉じようとしたが、慌てて開き直す。
ギリギリまで高められた今、股を閉じようとすると
極太の張型を挟み込む形になり、それだけでイってしまいそうだ。
顎が完全に上がった状態で激しく喘ぎ、大きく開いた瞳は一点を見つめ、
開いた股を震わせてもう閉じることもできず、張型を咥え込まされた性器を晒す。
「ハア、ハア、…こっ…この…くっ…あっ! …あ…やあ!」
強制的にこの格好を強いられている訳ではないのに、
仰向けで股を大きく開いたままの格好をせざるを得ない。
客観的に見るならこれは、犬の絶対服従の姿勢と通ずるところがあり、
「私はあなた様の僕です。あなた様のなすがままです」という格好だ。
いやそれどころか、これではまるで男に媚び、誘っている痴女と変わりない。
「自分はこの状況を悦んでいる。もっともっと辱めて欲しい」
という誤った印象を周囲に与えかねない。
そのことに気付いているナウシカはひどく落ち着かない。
だが今はもうどうすることもできない。
荒い息を繰り返し、ジッとしてとにかく1秒でも早く落ち着こうとするのだが、
男から何もされていないのに下腹部が収縮するたび、
それが張型を締め付けて強い刺激となり、波が静まることを許さない。
「あ! あ! ヤアッ! やめて! もう…もう…やめ…やめ…」
「オイオイ、オマエちょっと乱れ過ぎだろ。『やめて』って…俺たち指一本触れてないぜ?」
男たちは苦笑しながらその様子を眺めている。
何もしていないのにこんなに悶えるのは張型のせいだと思い当たるが、
男たちにとっては手を止めてもナウシカがここまで乱れるのは予想外だった。
いい気味だ。やはり、アッサリとイかせてしまうのは勿体ない。
決して交わることのないナウシカと男たちの思考。
だが、「この子たちの前でこんな仕方でイかされたくない!」というナウシカと、
責めに必死に耐える姿をしばらく愉しもうとする男たちの思惑は奇妙に重なり合う。
そしてようやく少し波が収まってきたと思ったら、ホッとする間もなく、
再び男から狂気の猛毒が追加され、
ただ仰向けに寝かされているだけなのに、ギリギリの状態が続いてしまう。
先刻ナウシカはあっという間にこの男を撃退したというのに、
今はその男の指先のほんの小さな動きだけで完全に蹂躙されてしまっている。
「おね…が…い もう、もう、やめ…て…」
(こっ、これじゃ、生まれたばかりの赤ちゃんと同じだわ…)
今の自分は首と足の縄が外されている。
手が使えないだけで、本来なら走ることだって、
足を使って男たちに攻撃を加える事だってできる。
少女たちに何かあれば、すぐに自分が止めに入るつもりだった。
だが、もし今少女たちの身に何か起きても、上体を起こすことすらままならない。
その事実に愕然とする。
どうにか呼吸が落ち着いてきたと思ったら、再び体内に猛毒が注がれる。
猛毒はナウシカの反応を注意深く観察して投与され、
達してしまう寸前でピタリと止まる。
少女たちを心配させてはいけないのに、男たちを悦ばせてはいけないのに、
そして少女たちに何かあれば、自分が守らなければいけないのに、
時間の経過と共に、意識も身体も、駆け巡る猛毒にすっかり蝕まれ、
他に気を向ける余裕を少しずつ奪われていった。
「はあ、はあ …もっ、もう、ゆるして。おねがい…ゆるしてぇ…」
本来ならこの男に「ゆるして」などと言ういわれはない。
こうして許しを請うこと自体屈辱なのだが、もうそんなことに構っていられない。
熱病に冒されたように表情を緩ませ、喘ぎながら懇願する。
だが、そんな言葉さえもこの男の前には何の意味もなかった。
「いい表情だ。オマエみたいにいたぶり甲斐のあるヤツは大好きだぜ?」
2人の言葉はまったくかみ合わない。
そして許しを請うナウシカに対し、男はまた猛毒を注ぐ。
「!! くはっ! もっ、もう…もう… あ! あ! あ!」
浄化が間に合わない。
足を閉じることができる状態まで回復すれば、たとえ一時的だとしても
すぐに閉じたいのに、猛毒の追加はそこまでの時間を許してくれない。
男が猛毒の追加を止めてくれなければ、
自分はいつまでもこの状態から抜け出すことが出来ない。
まともな話の通じない、しかも自分に明確な敵意を持つ
クロトワのような男の意思に自分の全てを委ねざるを得ない。
一体いつまでこんなことが続くのか。
我が身の置かれたこの状況が恐ろしい。
下腹部が辛い。もうどうしようもない位切ない。
もう少しでイってしまいそう。でもイってしまってはいけない。
そんなギリギリの状態を繰り返され、もう気が狂いそうだ。
(おかしくなっちゃう…)
この時ナウシカは、生まれて初めてイきたいと思った。
(もういっそ、楽になりたい)
多分、男が刺激を加えるのを止めた瞬間膣を締め付けるだけでいい。、
巨大な張型同士が動き、それが強烈な刺激となって
あっという間に絶頂へと誘ってくれるはずだ。
表面的には、「刺激を少しだけ与えすぎた」としか映らないだろう。
男たちにも、そして少女たちにも気付かれることなくイってしまえる。
だが慌ててその考えを打ち消した。
どれ程貶められようと、そんな堕落した考えを受け入れることは自分に許せない。
これは決して自分から手放してはならない残された僅かな矜持なのだ。
ナウシカの脳裏には、ほんの一瞬のこととはいえ、
自ら快楽を貪ってしまったことへの罪の意識の記憶が重く残っている。
あんなことはもう二度としないと心に誓った。
こういう状況で自分でしてしまわないことが贖罪になる。
それ程、ナウシカにとって自慰は忌諱行為であった。
男はナウシカに沿うようにして横臥した。
波が少し収まり、息も整い始めたと思ったら、
男は張型を少し露出させ、そしてゆっくりと回転させ始めた。
内壁が引きずられ、それだけで衝撃が突き抜けてゆく。
「ぐはあっ! …ぁ…や…ゃめ…てぇ…」
拍動に合わせ、ジンジンとした痺れが下腹部から身体全体に広がってしまう。
霧が出た時のように頭の中が白くなり、霞んでいく。
このまま意識を失ってしまいそうだ。
「へへへ、随分頑張るじゃねぇか。」
男の顔のすぐ横には、張型を動かす度に敏感な反応を見せて鳴き続ける少女。
涙を流す瞳をギュッと閉じ、必死に耐えるせいで瞼がピクピクと痙攣している。
こうして高ぶらせてやれば、なんともあっけなく無力になってしまう。
もう手を自由にしても、今なら何もできないだろう。
悶え落涙するナウシカの姿をニヤニヤと眺めていた。
そしてしばし間隔が空いて少し落ち着くと、今度は張型の底部をやや強く叩かれる。
叩かれるたびに張型が僅かに沈み込み、
その刺激が膣全体に響き、表面の凸凹が、カリが、膣壁をこする。
だが、今それより辛いのは張型の先端の感触だった。
張型の先端は子宮を押し付けている。
男が張型を叩く振動はそのまま子宮に直結し、
ナウシカにとっては子宮を直接叩かれていることと同じに感じてしまう。
痛い。そしてやっかいなことにそれは下腹部に猛毒を広げてもいる。
そこへ写真機を携えた男が入って来た。
「お、なかなかいい恰好になってるじゃないか」
そう言うと、男は早速撮り始めた。
「ヒィッ、やめてえぇ! やあ! ああ! あ!」
大きく鳴き続ける口元からは涎が垂れ、全身汗に濡れ、
誰に開かれている訳でもないのに股が一段と大きく開かれ、
極太の張型を咥え込まされた性器は完全に溺れており、
すっかりメスの臭いが周囲に漂ってしまっている。
足が びくっ! びくっ! と大きく痙攣し、その度に白い太ももが震える。
男にとっては、自分を気絶させた生意気な小娘が、
指先1つでこんなあられもない姿でよがり狂ってしまうその反応が
面白くて仕方ないといった様子だ。
「やめっ…やあ…あ、…あっ! あっ! あっ! あっ!」
とうとう1回刺激を与えるごとに律儀に声を上げるようになってしまった。
男が写真を撮る音も、少女たちの必死の呼びかけも、今のナウシカには届かない。
「へっへっへ、これが子宮でしか考えられないってヤツか? え? オイ、なんとか言えよ」
張型への刺激を止め、勃起した乳首をこりこり引っ掻いてやると、
「やあ――――っ!! ぃや――――――っ!!」
頭を振って叫び、腹を撫で回すと噛み締めた歯の奥から苦しげな声を上げた。
「なんだお前、弱点だらけじゃねぇか」
再び張型に手を掛け、ゆっくり抜き差しを繰り返す。
皮を剥かれ、破裂するほどに勃起した木芽は、張型にぴったりと貼り付き、
その動きに引きずられて、伸ばされたかと思うと、丸く押し込まれる。
「うあ――――――っ!! ぃあ! ああ! あ!」
そしてしばしの放置。
今はもう荒い息を繰り返し、瞳を閉じて仰向けでジッとして、
ただひたすら1秒1秒を耐えるのみ。
股を大きく広げたまま、性も根も尽き果てた様子だ。
どうにか落ち着き、うっすらと目を開けると、
今まさに張型に手を伸ばす男と目が合う。
ナウシカは涙ながらに訴えた。
「もう、許してください。このままじゃおかしくなってしまうわ!」
「俺としちゃあ、ずっとこのままでもいいんだがな。
仕方ない。お前が『イかせて下さい』と頼むなら、イかせてやってもいいぜ。」
「なっ、なんですって!」その声には思わず怒気がこもる。
こんなにしつこく何度も何度も辱めておいて、まだ足りないというのか。
「嫌なら別にいいんだぜ? このままいつまでもこの子らの前でよがり狂わせてやるよ」
そう言うと、男はまた張型をゆっくりと回し始めた。
「ひぅっ! くっ! …や…ゃめな…さいっ…」
男の言う通り、このままでは地獄から抜け出せず、いつまでもやられてしまう。
いたずらに男たちを悦ばせ、少女たちにもずっと心配をかけてしまう。
だが、これが続くのを断ち切るためには、
自ら達するようにと男たちに頼まなくてはならない。
男は手を動かしつつ、択一を迫る。
「このままいつまでも続けられたいか、それともイかせて欲しいか。
お前が選べ。どっちだ?」
「…ぁ…ぁ……ゃぁ…」
男の出した条件にどうしても躊躇してしまう。
でももう本当におかしくなってしまいそうだ。
どうせ男は最後には自分をイかせるつもりなのだろう。
ならば、さっさとこの地獄から脱した方がいい。
それに、少女たちに何かあった時には自分が守らねばならない。
このままではこの子たちはいつまでも無防備のままだ。
ナウシカは少女たちのため、とうとう最悪な願いを口にする。
「…うっ… …っ…イッ…イかせて…」
「ハア? よく聞こえねェな。もう一度大きな声で言ってくれるか?」
「…イッ、イかせればいいでしょっ!」
「違う。『イかせてください』」
「…イッ、イかせて…くっ、くださいっ!」
「ヘッ! この女言いやがった! オイ、お前らも聞いてたよな?
お前らのお姫様、敵兵にイかせてくれって頼んでんだぞ?」
少女たちは卑劣な男に翻弄されるしかない姫様を思い、ただ涙する。
「それじゃ、お望み通りイかせてやるよ」
ところがすぐに強烈な刺激を与えられるのかと思いきや、
男は張型から手を放して、首筋から肩、腹や太腿など周辺ばかりを責め始めた。
イかせてくれと頼んだら、今度はいつまでも焦らし続ける。
(お願いだから早くイかせて!)
もう少しで口から出かかった言葉にナウシカはハッとする。
自分は敵国の男たちに一体何を願おうとしているのか。
しかし、いつまでもこうしてダラダラと身体を弄ばれるのは御免だ。
焦らしに焦らされ、おかしくなってしまいそうなことには変わりない。
そして男はようやく張型に手を触れた。
ホッとしてしまう自分が情けない。徐々に波が高まっていく。
無意識のうちに股が閉じてゆき、足をくねらせて悶えてしまう。
「うあっ! ハア、ハア! あ! いや! やあ!」
「オイオイ、自分から『イかせてください』って頼んだのにやっぱり止めて欲しいのか」
そう言うと、男は手の動きを止める。
そんな馬鹿な。これではさっきまでと変わらない。
「…続けてください…」小声で呟く。
「何だって? 聞こえねぇな!」
「続けてください! …私を…イかせてくださいっ!」
せっかく覚悟を決めたのに、手を止められるとそれだけ波が静まってしまう。
せっかく耐えて高めていたものが抜けて、無駄になってしまうのだ。
「くっくっく、わかったよ、そんなに俺にヤって欲しいのか」
男は張型を縦横に動かし始めた。
「くうっ! うあっ! ハアハア! やあ!」
またうっかり拒否の言葉を出してしまい、ハッとする。
自分は男から凌辱されているのだ。
それなのに、それを拒否する言葉を発することさえ出来ない。
木芽もこねくり回され、下腹部がびくびくと動き始める。頭の中が白くなっていく。
(もう少し… もう少しで…)
喉が伸び切り、突き上げた顎が震える。
反り返った上体の頂上では、2つの蕾がプルプルと震えていた。
「は…あ… ぁ…ああ!」
「もうそろそろだな。思いっきりイっちまえ!」
張型の底部を小刻みに何度も叩かれ、木芽をぬるりと撫で回され、
ついに胎内で何かが弾けたような感覚。
絹を割くような叫び声を上げ、そしてナウシカは達した。
苦しげに身を捩り、荒い息を繰り返す。
びくん! びくん! と膣が大きく収縮し、そのたびに張型を強く締め付けてしまう。
我慢に我慢を重ねたせいで、絶頂の衝動は大きく、その余波も強く、長く、
張型の刺激が余韻を更に長引かせるのも相まって、静まるのを許さない。
「うあ…あ…あ…や…あ…ぁ… あ! あ! あ゛――――っ!」
全身に感じる激流で容量がいっぱいになり、余裕を失ってしまう。
全身を硬直させ、ぶるぶると震えが止まらない。
男たち、そして少女たちが見ている前で
絶頂とその余波にまともに呑み込まれた嬌態を延々を晒さざるを得ない。
こんな姿、誰にも見せたくないのに、後から後からやって来る大波に翻弄され、
呑み込まれる。
「くくくっ、なんて激しいお姫様なんだ」
涙を流し叫ぶその表情を、激情に打ち震える全身を撮られてしまうのであった。