しばらくの間なす術もなく激流に翻弄されていたが、
ようやく波が引き始めた。意識がこちらに戻って来る。
こんな男から倒錯した仕方でイかされてしまい、
大勢の男たち、それに少女たちの目の前で醜態を晒してしまった。
喉の奥が痛み、未だ全身が小さく痙攣を繰り返している。悔しくて涙が止まらない。

「そりゃ随喜の涙ってやつか。俺様にイかされたことがそんなに嬉しいのか。」
得意げに語る男の声がぼうっと頭に響き、そして抜けていく。
もう怒る気力もない。
荒い息が収まらず倦怠感に包まれる。もうぐったりだ。
しばらく放っておいて欲しい。

だが、ナウシカの受難はこれで終わらない。本当の地獄はここからであった。
男は張型の底部に指を当てると、ゆっくりと中に押し込み始めた。
既にその先端は子宮口を押し付けている。
男が張型を押し込んだ分だけ、それはそのまま子宮口を押し潰す。
「ヒッ!! …なっ…なに…を…やっ!」
「前これやった女は大出血してコワれちまったんだよな。
さーて、オマエはどこまで耐えられるかな~?」
「…エ? ヒッ! イヤ! やめて! やめなさい!」

「もう許して欲しい」という訴えに対し、
「このままいつまでも続けられたいか、それともイかせて欲しいか」
と択一を迫って来たのはこの男だ。
今一つ会話が噛み合っていなかったが、少なくともこれでこの男からの責めは
終わるのだと期待し、屈辱的な仕打ちを甘受した。
それが一体どうしてこうなってしまうのか。
「ふっ…ぎィイ……し…しきゅう…うあ…あ…あ!」

繊細な子宮口が圧迫されてゆき、それは強烈な痛みと恐怖をもたらす。
そこは女の性の象徴であり、生命誕生の最奥。
いたずらに触れてはいけない至聖所。
それを男は面白半分に押し潰してゆく。
張型の底部を押す男の指は、ほぼ第一関節まで膣口の中に消えた。

「ヤッ! たっ、たすけて! だれか! ア! アァ!」
「なんだそりゃ。 誰もオマエを助けになんて来やしねぇよ!」
ナウシカの悲痛な叫びに一向に構わず、
男は更に奥へゆっくりとミリ単位で押し込んでいく。

このままでは子宮を破壊されてしまう。
昨晩膣を破壊された場面が呼び覚まされ、ナウシカは軽くパニックに陥ってしまった。
足をもがき、上へ逃げようとするのだが、
恐怖のあまりその足はただ虚しくベッドの上で空回りするばかり。

しかも足を激しく動かしたせいで子宮に余計な力がかかり、鋭い痛みを発した。
もう足を動かすこともできない。
自力ではもはやどうすることもできず、
男が止めてくれなければ、このままどんどん奥へ押し込まれる一方だ。
男が押し込むのが非常にゆっくりなせいで、いつまでも状況が悪化し続ける。
一体どこまで押し込まれてしまうのか、先の見えない恐怖が襲う。

「は…っぐ!! いや―――――っ! イヤイヤイヤ! やめて――――っ!」
今すぐ止めて欲しい。全身全霊の拒絶なのだが、
そんな切迫した訴えもこの男には通じない。
却って男は張型を更に奥へと進めて行き、指は第二関節の手前まで押し込まれた。
張型がかなり奥に入ったせいで、ぽっかり開いた膣口が僅かずつすぼまり始める。

「…イヤ…ヤ…ヤメ…ヤ…」
「へへへ、ロクに喋れないほど気持ちいいってか」
一旦押し込むのを止め、飛び出さんばかりの状態の木芽を弄ぶ。
「あがあ、あ゛、あ、゛あ゛、あ゛―――――!!」
ナウシカは今、強烈な痛みと恐怖、そして強烈な絶頂を同時に感じさせられていた。
表情を失い、全身を硬直させて耐えることしかできない。

「…し…ぬ… …しん…じゃう…」
まるで脳に手を突っ込まれているかのような恐怖。
あまりの痛みと経験したことのない異常な感覚に、
自分はこのまま本当に死んでしまうのではないかと血の気が引く。

この男たちの残忍さは身に染みている。
風の谷にやって来るなり早々に父を殺害し、
自分も性器を破壊され、死を予感する程の重傷を負わされた。
更には男たちから気が触れる寸前まで、窒息死する寸前まで追い詰められもした。
自分が今もなんとか正気を保って生きているのは、
男たちの気まぐれからくる単なる偶然だ。

この男やクロトワにとって、自分はいくらでも代わりのある単なる玩具に過ぎない。
自分と他の少女たちとの違いは、
自分が特に男たちから憎まれているということだけ。
ネチネチと復讐するために生かされているのだとしたら、
男たちが自分を生かしておく動機は非常に脆い。

男たちの気が済んだら、
その憎しみは次に自分を「処分」することに向けられるのだろう。
ひとしきり遊び、飽きたら壊して捨てる。
もしかしたら今がまさにそうなのかもしれない。
自分の身体は、そんな男たちに扱われているのだ。

本当はナウシカの認識と実際は異なっており、
ナウシカの身体はクシャナからの命令によって保護されている。
しかし本人は未だそのことを知らない。
この指示が全体にきちんと徹底されておらず、
性器の破壊という不慮の事故が実際に起きてしまったこともあり、
ナウシカは、最悪の事態がいつ生じてもおかしくないのだと思い込んでいる。
まさに今が、身体の破壊や死というものを、
実際にあり得ることとして覚悟せざるを得ない状況だ。

縛られた胸がブルブル震え、下腹部が痙攣を繰り返す。
そして股を開いたまま尻が持ち上がってゆく。
「おお、すげえ! すげえ!」
腹が張り出したせいで、ヘソの辺りがぽこっと膨らんでいるのが分かる。
見ていた男たちはその腹を代わる代わる撫で回す。
「あ…ギ……おな…おなか……やあ…」
そして男は再び押し込み始めた。

押し込むごとに指には押し戻そうと強い抵抗が加わる。
それでも男は押し込むのを止めようとしない。
浅い角度からだと、もう膣口がぽっかりと大きく穴を空けているだけで、
張型はまったく見えなくなってしまった。

そして第二関節が完全に隠れる。
「‐――――――!!」
恐怖、激痛、死ぬことへの恐れ、生への執着、様々なものが入り混じり、
言葉にならない絶叫が牢内に響く。
「あ゛―、あ゛―、…アガ…ガ… あ゛―――――!!」
「へへ、たったこれっぱかり入れられただけで…よっぽどここが弱いんだな」

「コリャ、昨日の夜の反応に近いんじゃないか?
お前らのお姫様、これ以上放っとくと本当に狂っちまうかもな」
昨晩文字通り狂ってしまう寸前の凌辱を受けた際、その場に居合わせた男が言った。

「お願いです! もうこれ以上姫様を苛めないで!」
尋常でない凌辱の光景を凍りついたように見詰めていた少女たちだったが、
その言葉にハッと我に返り叫ぶ。
その様子から、姫様がもう一刻の猶予もない程切迫しているのは明らかだ。
堰を切ったように他の少女たちも叫ぶように懇願し、
1人の少女がナウシカの膣口に深く指を差し入れている男の腕にしがみ付く。

それでも男は悶え苦しむナウシカをニヤニヤと見下ろし許そうとせず、
指を全部奥へと強引に捻じ込もうとしたのだが、
「もうその辺で勘弁してやれ」
クロトワに留められ、ようやく手を離した。
張型の底部が膣口のところまでぬるっと戻ってくる。

ナウシカは子宮口を押し潰す感覚がやっとなくなり安堵したが、
子宮を破壊されてしまったのではないかと心配になる程の激痛が走る。
そして絶頂の余波は未だ収まらない。
「はっ…あ…ぁ…おっ…おな…か………あっ! うあっ!」

昨日のことを思い出したクロトワはそんなナウシカをひっくり返してうつ伏せにした。
縄が喰いこんだ白い尻が大勢の前で露わになる。
それからクロトワは首から下を毛布ですっぽり覆ってやる。
事情を知らない少女たちから見ればそれは、
どうしてこんな親切をしてくれるのだろうと不思議に思う程であった。

張型を押し込む男をたしなめて止めさせ、
姫様の裸体を覆い隠してくれたことに対し、
この男に感謝を述べなければ。と思ったのである。

だが、クロトワがしたことは謝意を示される行為とは程遠い。
毛布の下は、少女たちには想像もつかない狂気の世界であった。
胸、それに下腹部がシーツに押し付けられる感覚に加え、
肩甲骨と腰、それに腿にゴワゴワ当たる毛布の感触。
全身が極めて敏感な性感帯になっている今、
それは無数の細かな針のような刺激となり、ナウシカの触覚という触覚を突き刺す。

「やめ…やあっ! やめ…や…めて… うあっ! ゆっ、ゆ…ゆる…してぇぇ…」
指一本触れていないのにガクガクと全身を痙攣させ、身を捩り、
その振動が更に刺激となり、連続して達する状態になってしまう。
胸が辛い。アソコが、背中が、太ももが、ふくらはぎが、張型の感覚が辛い。
ナウシカは今、全身で責めを受けていた。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛っ、あ゛―――――――っ!!」
毛布を掛けられて放置され、しばし時間が経過したが、
悶え方は一向に収まらないどころか、余計酷くなる一方であった。
ナウシカに気絶させられた男がいい気味だと見下ろしている。
「まるで永久機関だな」
「これ、このまま放っとくと、ずっとイきっ放しで、そのうち狂っちまうんだろうな。」
「毛布を掛けて寝かしてるだけだってのに…くくくくっ、なんていやらしいお姫様だ」

身体を動かしてしまうのがイケナイと分かっているのに、
どうしてもそれを留めることができない。
もうジッとしていて鎮めることも、自力でこの状態から脱することもできない。

本能が最大限の警報を鳴らす。
(…わたし、このまま狂ってしまうのかしら…)
激情に苛まれ、必死に耐えながら、心に浮かんだのはそのことだった。
だがふいに毛布が取り去られ、そして仰向けに戻された。
ともかく正気を失ってしまうことは免れた。心底ホッとする。
だが荒い息がなかなか収まらない。
「はあっ、はあっ、 あっ! ぐっ! はあっ、はあっ…」

「おい、いつまで呆けてるつもりだ?」
立て続けに強烈な痛みと快感に振り回され、
それでもナウシカに対する責めは終わらない。
ピシャピシャと頬を叩かれ、ようやく我に返ったナウシカを待っていたのは、
クロトワの考え出したある余興だった。
「俺と剣で勝負しようぜ。もしお前が勝てば、この子らはすぐ解放してやる。
その代り、俺が勝ったら俺様のモノを咥えてもらうからな」

少女たちを壁際に移動させ、ベッドも脇に寄せられ、中央に広い空間が作られる。
その作業を脇でぼんやりと眺めながら待っている最中だった。
「!!」
ふと目を上げたナウシカの視線の先に恐れていた光景があった。
「ああ…最悪だ…」
いつの間に入って来ていたのか、写真機を携えた男がおり、
しかもクロトワに何か紙状の束を見せている。

満足げにうなずきながら満面の笑みを浮かべるその表情を見れば、
一体どういうやりとりなのか察しはつく。
1枚1枚めくっていたクロトワとふいに目が合い、慌てて視線を逸らしてしまった。
これで少なくとも艦内に自分のあられもない写真が出回ってしまうのだろう。
更には…そこから先のことはもう考えたくもない。
今子宮が凌辱された時も撮られていたのだろうか。
大声を上げて泣き叫びたくなる。

ついに写真がクロトワの手に渡ってしまい、呆然自失のナウシカであったが、
一方、これから始まる決闘を前に、少女たちの脳裏には、
少女の1人に抱き付いた男を姫様が一瞬で床に叩き伏せた光景が浮かんでいた。
少女たちは姫様がどれほど身体的に優れているかよく知っている。
同じ年頃の男の子を含め、何をしても真っ先に、
そして上手にできるようになるのはいつも決まって姫様だ。
特に剣術に関しては、指導役の先生と互角に渡り合える唯一の存在だった。

人質を取られ、無抵抗でいなければならないからこんな有様になっているが、
剣を使っての対等な勝負なら、こんな威張り腐っているだけのような男に
姫様が負けてしまうことなどあり得ない。
だが、今の姫様は万全の状態とは程遠い。
ほとんど休みも与えられず凌辱され、酷く痛めつけられてしまっている。
今も荒い息が収まっていない。
それでも姫様が負けてしまうところはとても想像できない。
姫様ならきっとこの男に勝ってくれる。
少女たちは祈るような心境だった。

広く設けられた中央にナウシカが連れて来られ、クロトワと相対する。
念のため2人を取り囲むように抜身の剣を構えた男たちがおり、
谷の少女たちの側にも剣を携えた男たちが付く。
準備が整ったところでナウシカの後手縛りが外され、剣を渡される。
手首の赤い縄の跡が痛々しい。

これでその身を戒めているのは亀甲縛りのみ。
一応身体を自由に動かす事ができるのだが、
太い張型は未だ両穴に深々と咥え込まされたまま外すことを許されず、
足を開いた状態でしか立てない。

本人はできるだけ真っ直ぐ立っているつもりなのだが、
お尻を大きく後ろに突出し、内股で、その身体は未だ震えており、
今にも倒れてしまいそうなほど危なっかしい。
促されるままベッドから中央に移動したのだが、
少し動くだけで中がごりごりと刺激され、下腹部が痺れる。
その内腿には幾筋もの愛液が光っていた。

更に、立ち上がったせいで凌辱された子宮口が張型の上に乗る形となり、激しく痛む。
まるで張型の先端が鋭い刃となり、子宮を串刺しにしているかのようだ。
並の少女なら、一瞬立つことさえ不可能だったろう。
ナウシカだからこそこうして相対していられるのだが、
それでも子宮の痛みは、立っているだけで気を失いそうな程だった。
もう一歩も動きたくない。
こんな状態でクロトワと相対しなければならない。

クロトワは腰から下げていた剣を抜く。
「昨日の夜にも言ったんだが、お前はちっとも聞こえてなかっただろうな。
なんせよがり狂ってたからな。
いいことを教えてやろう。この剣はな、お前の父君に止めを刺した剣なんだぜ?」
そう言いながら剣先をナウシカの目の前に突き出す。」
「…なっ、なんですって!」

「それからな、お前のマ○コをぶっ壊したのもこの剣だ。
この柄の部分を無理やり根元までツッコまれて、ぐりっと捩じられたんだよ」
どちらもナウシカにとっては初耳の、衝撃的な事実であった。
父様の命を奪った剣。そしてわざわざその剣の柄を自分に挿入するとは。。。
こんなモノが入るとはとても思えない。破壊されてしまうわけだ。

(よくも父様を…)
驚愕の表情を浮かべたナウシカの瞳に、徐々に怒りが宿る。
クロトワはナウシカにしか聞こえないよう小声で言う。
「ヘタなことしたらどうなるか分かってんだろうな?」
少女たちの方に顎をしゃくりながら念を押す。
ナウシカは黙って小さく頷いた。

開始の合図が告げられる。
軍服に身を包んだ男と全裸に亀甲縛りの小柄な少女。
なんとも不自然な組合せ。
図らずも形の上では、「父の仇討ち」の好機でもあるのだが、
いざ始まってみれば、見守る少女たちの期待は大きく裏切られる。
開始早々一瞬で勝負が決すると思っていたのに、
それは初めから剣闘競の体すら成していなかった。

ナウシカは突っ立ったままその場から動くこともできない。
たった今まで狂わんばかりの責めを受け、何度も達してしまい、
非常にデリケートな子宮を激しく痛めつけられてしまったナウシカは、
立って剣を構えているだけで既に精一杯痛みと闘っている状態で、
クロトワの打撃に対し、剣を離さずに持ちこたえるのがやっとという有様だった。
長い時間縛られていたせいで身体中が痛み、剣が重い。
打撃を受け止めるだけで子宮にごりっ、と張型の強い衝撃が響く。
「うあっ!」
激痛に思わず目を閉じてしまう。

まともに相手を見ることすらできず、
自分の前で剣をなんとか落とさずに握り締めて弱々しく立ち尽くすのみ。
もはやクロトワの方が、ただナウシカの剣を狙って打つことしかできない。
まるで幼児を相手にしているようだ。
そんな最大限の加減でも、
打ち込むたびナウシカの身体は右へ左へ大きくよろけてしまう。

これが単なる風使いの杖でコマンド兵を4人も撲殺し、
クロトワの剣を叩き折ってあっという間に気絶させたのと同一人物とはとても思えない。
(フン、わざわざ念押しする必要もなかったな)
これならまったく問題ないと見てとったクロトワは間を詰めると、
剣の柄をナウシカの胸にぐりぐりと押しつける。

「ぐうっ!」
「へっへっへ、ほ~れどうした? もっと頑張れよ。
そんなんじゃ、親子仲良くこの剣の餌食になっちまうぞ?」
ズキンと鈍痛が走る。倒れてしまわないようにするだけで精一杯だ。
(くっ、こんな男に!!)

強く押し付けられたせいで、柄は乳房に深く呑み込まれた。
乳房がその形を大きく変え、乳首があらぬ方向を向く。
そんなことをされても必死で耐えることしかできないナウシカに対し、
いよいよ嵩に懸かって剣を思い切り振りかぶり、そして打ち下ろす。
(斬られる!)
ナウシカはぎゅっと目を閉じた。

こんな見え見えの動き、いつものナウシカなら振りかぶる間さえ許さないのだが、
今は視界が霞み、身体が反応できない。
今クロトワがその気なら、自分はなす術もなく殺されていた。
だが振り下ろされた一撃は、ナウシカの持つ剣を打ち払う意図であった。
叩き落された剣は床をくるくると回転しながら滑っていき、
見守っていた兵士の軍靴で止められる。
ナウシカはよろけてしまい、そのままぺたっと倒れ込んでしまう。
「ぐうぅっ!」

恐る恐るゆっくり立ち上がった時でさえ子宮が激しく痛んだというのに、
ナウシカの中で張型同士がゴリゴリと嫌な動き方をし、激痛が走る。
そして倒れた拍子に股をピッタリ閉じてしまい、張型がきゅぅっ、と挟まれる。
「あっ! やあ…」
声が出てしまった。
荒い息をしながら、思わず下腹部に手をやってしまう。
「なんだお前、情けねェ声出しやがって。勝負の最中に感じてんじゃねぇよ!」
ナウシカは思わずカアッとなり、俯いたまま何も言い返せない。

これで「勝負あり」でいいはずなのに、
クロトワは剣先をへたり込んだナウシカに向け、不敵な笑みを浮かべ見下ろしている。
「どうした? 早く立よ。」
(本当ならすぐにこの子たちを助けてあげられるのに!)
ナウシカは荒い息をしながら片膝をつき、
足元に蹴り返された剣を杖代わりにフラフラと立ち上がる。
こうしている最中も断続的に響く写真機の音が本当に癪に障る。

クロトワはすぐさま無造作に間を詰め、互いの剣を交差させる。
そのまま押し込むと、ナウシカは力なく後退し、壁に背中をぶつけてしまう。
「キャッ!」
「オラ、どうした? そんなことじゃ、あの子らを助けられないぞ?」
壁に背中を押しつけられ、もう逃げ場がない。
クロトワは片手をナウシカの乳房に伸ばし、ぐいっ、と握り締めた。
「ふっ…ぐうぅぅ…」
上体を丸め、両腕で胸を守ろうとするナウシカ。
「くっくっく、そ~ら、もっと本気を出せよ。エ~?」

クロトワは力ずくでナウシカの手を押し退けて乳房を握るように絞り、
剣の柄でもう片乳を押し潰し、更にぐりぐりと捻じ込む。
絞られた方の乳房はその高さを大いに増し、
片や柄で押し潰された乳房はひしゃげて陥没し、軟肉が周囲に広がる。
「あぎっ!! …は…や…ぁ…あ…」
懸命に痛みを堪えるが、腿が震え、膝がガクガクする。
既にこれは剣闘技ではない。
「どうした、もう降参か? その程度なのか?」
しまいには剣を落してしまいそうになり、クロトワに剣を奪い取られ、投げ捨てられる。

クロトワは無手になったナウシカの胸を剣の柄でどん、と突いた。
「ぐはあっ!」
強い鈍痛に胸を押さえ、うずくまってしまい、
クロトワに足蹴にされると、そのまま床の上に横倒しになる。
「ケッ、この程度か! お嬢さん方、頼りにならないお姫様で残念だったな。
おいナウシカ、それじゃ約束通り俺様のモノを咥えてもらおうか」

苦悶の表情を浮かべ、胸と腹を押さえて荒い息を繰り返すナウシカに
「早くしろ!」とヤジが飛ぶ。
のろのろと上体を起こし、そしてクロトワに身体を向ける。
クロトワは仁王立ちになり、ナウシカをニヤニヤと見下ろしたままだ。
「なにをぼさっとしてる! お前が取り出してしゃぶるんだよ!」
「くっ!」

言われた通りクロトワの前で膝をつき、そしてズボンのファスナーを下ろす。
虜になってからウンザリするほど大勢の男から咥えさせられたのだが、
こうして男性のモノを取り出すのは初めてだ。
既に勃起しているモノを取り出そうとするが、
おっかなびっくりでなかなかうまくいかない。

それでも何とか取り出した。
むせ返る様な匂い。ミミズのように血管が走り回る気持ちの悪い感触。
散々させられていた先刻の苦い記憶がまざまざと呼び覚まされる。
懸命に感情を抑え、舌と上顎で男根を包み込むように挟み、喉奥に滑り込ませる。
そして頭も動かつつ刺激を加え始めた。

根元まで呑み込むたび、クロトワの陰毛と陰嚢に唇が触れる。
「おほっ! なかなか上達したじゃねぇか」
クロトワが満足そうな声を上げ、みるみる男根が大きさを増してゆく。

(頭を動かすよう強要した男がまだ残っているから仕方なくしているだけよ!
決して貴方を悦ばせるためなんかじゃない!)心の中で叫ぶ。
懸命に刺激している最中も写真を撮る音が響く。
自分がこうして男根を口いっぱいに頬張る様が谷中に広まってしまうのだろうか。
ふと最悪の状況を想像してしまい、慌てて考えを打ち消した。

やがてクロトワは達した。
「俺様の特濃ミルクを飲ませてやる」
ナウシカの髪を掴み、出し入れを繰り返しながら口の中にすべてを吐き出す。
ドロッとしたおぞましい液体。
既に大勢の男たちから大量の白濁物を呑み込まされた。
もううんざりだ、もう沢山だ。そう思っていたのに、更に体内を穢される。

「どうだ、俺様のミルクの味は」
(ミルクミルク言わないで!)
なんとか全部呑み込み、男根から口を離してやれやれと思ったら、
「キレイに舐めろ」と要求される。
この男は一体どこまで図々しいのか。

男根には白濁した液体が絡みつき、先端からも少し垂れている。
観念して少しずつ舌で舐め、吸い取る。
「れる…れる…ちゅぶ…れる…はあ…ちゅる…こく…」
「くくくっ、俺様の特濃ミルクを随分美味そうに舐め取るじゃねぇか!」
この男がミルクミルクと繰り返すせいで、もう当分の間ミルクは飲めそうにない。

「咥えるのも舐め取るのもなかなか上手いじゃねぇか。
すっかりメス犬が板についてきたな。戻ったら谷の男共にもやってやれよ。悦ぶぜ?」
「!!」
カッとなり、思わず上目でクロトワを睨み付ける。
このまま噛み千切ってやろうかと思う程腹が立つ。
「へっ、なんだよその目つきは。まだ自分の立場が分かっていないようだな」
そう言うと、クロトワは再び自分のモノをナウシカの口の中に捻じ込んだ。
「残さず飲み干せよ。床に零した分は全部キレイに舐め取らせてやるからな」

(エッ! まさか…まさか…)
そしてクロトワはナウシカの口の中に勢いよく放尿した。
まさかこんなものまで飲まされるとは夢にも思っていなかった。
だが今はともかく感情を押し殺し、何も考えずに飲み込み続けるしかない。
ツンとした匂い、そして潮の味。
ウンザリするほどの勢いで出る尿を懸命にごくごくと飲み続け、
そしてようやく勢いが止まる。

「げはっ! けほけほっ、がはっ!」
「…ふぅ。いろいろとスッキリさせてもらったぜ。
お前ら、後は好きにしていいぞ。ただし、クシャナ殿下のお言葉は忘れるなよ!」
涙目で咳き込むナウシカの頭をくしゃくしゃと撫でながら、
そう言い残してクロトワは牢から出て行った。

「ほれ、ベッドに戻れ」
牢内の配置が元に戻されると、ナウシカはベッドに倒れ込むように上がり、
うつ伏せのままぐったり動けない。
下腹部がジンジンと痺れ、辛い。
未だ張型を咥え込まされ、更に縄で縛られているため、
うつ伏せの状態になっているだけでまた徐々に高まってしまう。
仰向けにならないと。と思うのだが、もうそれすらおっくうだ。

男たちから仰向けにされたナウシカは、ここでようやく張型が外される。
少女たちの目の前で股を大きく広げさせられ、そしてズルズルと引き抜かれる。
少女たちはそのあまりの巨大さに思わず出産を連想してしまい、
口に手を当て絶句する。
姫様はこんなものを挿れられた状態で闘わされていたのか! しかも2本も!
「ああ、姫様…なんて酷い…」
姫様は自分たちためにこれほどの屈辱を甘受しているのだ。

極太の張型で長時間拡張されていたせいですっかり弛緩してしまい、
ぽっかりと穴が開いている。
その穴からは蜜が溢れ、周囲にもキラキラと広がっている。
「あーあ、まったくだらしねぇな。」
そんなことを言いながら写真機を持つ男はナウシカの股を撮り始める。

「おマ○コがだらしなく口を開けて愛液ダダ漏らしかよ。
こんな写真を見たら谷の連中はどう思うかねぇ。
こんなんじゃお前、谷に戻っても男共から肉便器にされちまうのがオチだぜ。
今まで自分に仕えていた男共にマワされるのは嫌だろ?
なんなら俺らが性奴隷として飼ってやろうか?」
「ふっ、ふざけないで! 谷の男たちに対する侮辱は許さないわ! 取り消しなさい!」

こうして言い返したところで、
理不尽な嫌がらせをされてしまうというのはもう嫌と言う程身に染みている。
自分が敵兵から辱めを受け、感じてしまっているのは事実だ。
こんな最低の男たちからどう思われようと、どう言われようと仕方がない。
一々言い返したところで何の意味もない。
却って馬鹿を見るだけだ。
だからもう何を言われても、言い返すまいと決めた。

だが、谷の男たちのことをこんな連中の物差しで貶されるのは我慢ならなかった。
ここで黙っていたら、自分まで谷の男たちのことを
この男たちと同じように見なしていることになってしまう。

「おいおい、コイツまだ懲りてねぇのか。お仕置きが必要だな」
案の定男たちは何をするか相談を始めたが、
「この状態ならできるんじゃないか?」
そう言いながら、膣に2本指を挿れ始めた。
この程度で済むはずがない。一体何をしようとしているのか。
募る不安をぐっと堪え、男たちに睨み付ける。
今ならまだちゃんと喋ることができる。今のうちだ。

「谷の男たちに対する暴言、取り消しなさい! 今すぐ取り消せば許します!」
周囲からは失笑が漏れている。

「プッ、これだけヤられてるくせになかなか勇ましいな。
こんな恰好で『許します!』とか言われてもな~。
まあいつまでそんなこと言ってられるか見ててやるからよ」

懸命に毅然とした口調で伝えたのに、男たちには通用しない。
そして男は挿入した指で刺激を加え始める。
「いっ、いい加減にしなさい! 暴言を取り消して!」
「お、頑張るね~!」
(ああ、また!)
こんな状況にもかかわらず、急所を刺激されると律儀に高ぶってしまう。
そんな自分が本当に嫌になる。
徐々に波が高まってしまい、やがて新たな蜜が溢れ出す。

「たっ、谷の…おっ、おとこっ… っ!! う…ぼうげんは…やっ…」
もうダメだ。これ以上は逆効果だ。
「あー、あー、こんなに濡らしておいてナニ言ってんだ? 説得力ないぞ?」

指をもう1本追加され、今度は3本指を突っ込まれる。
「くっ!」
感触としてはまだ余裕がある。
次に小指も含めて4本。
ここに至り、ナウシカは男たちが何をしようとしているのか理解した。
「…おねがい、 もうやめて!」

苦痛のあまりナウシカが訴える。男の手も少しきつい。
先程参謀から「クシャナ殿下のお言葉は忘れるな」とクギを刺されたが、
この感触ならまだいけそうだ。
男はその状態でさらに親指も滑り込ませ、更に押し込んでいく。

「こっ、壊れちゃう! あっ! い゛あ゛っ! あ゛、あ゛、あ…」
メリメリと膣口は押し広げられ、ついに手首が全部入れられてしまった。
「おい、見えるか? 手首まで全部入ったぞ」
「はあっ、はあっ、や、やあ、 やめて…だめぇ…」
「へへへ、コレがお姫様の中か…」

男の指先が膣口に当たる。
「ひぐっ!!」
キリで突き刺すかのような激痛に全身を強張らせる。
「あ…あ……お願い! 握ってっ! 手を握ってっ!」
息をするのも苦しい。

その状態で男は腕を動かす。
ナウシカはまるで巨大な指人形のように揺り動かされる。
「いやあ、やめて! もう許してぇ~!」

真っ白な性器に手首が突っ込まれ、蹂躙されるというあり得ない行為。
あまりのショッキングな光景に、少女のうち1人がついに失神してしまう。
姫様は苦しくて仕方ないに違いない。
「お願いです。もうやめてあげて! 姫様をこれ以上苦しめないで!」
少女たちは姫様の身を想い、泣きながら懇願する。

だが、この時ナウシカは戸惑っていた。
拳を突っ込まれるという尋常ではない辱めを受け、確かに苦しいのだが、
同時にゾクゾクと強い快感も感じてしまっているのだ。
少女たちが自分のことを案じて泣きながら男たちに懇願しているというのに、
自分はこんな倒錯行為の最中に感じてしまっている。
自分を信じてくれている少女を裏切っているという後ろめたさを感じ、
己を嫌悪する。

「お前らのお姫様にこれから踊ってもらうからよ。よく見てろ」
男はナウシカに突っ込んだ腕をゆっくり持ち上げ始める。
ナウシカはそれに合せて腰を浮かせ、男の動きに付いて行かざるを得ない。
それまで股を開いて脚をただ伸ばしていたのだが、
男がどんどん拳を持ち上げるせいで、
更に腰を高く浮かすために股を開いたまま急いで膝を立てる。

「そうそう、その調子だ」
男は持ち上げた腕を横に動かし、回転させ…と動かしていく。
すこしでも付いて行くのが遅れると、痛みもそうだが波が高まってしまう。
ナウシカは男の動きに細心の注意を払い、懸命に下腹部を動かす。
手首を突っ込まれた状態で広げた股を上へ、下へ、右へ、左へ。

男があまりに高く拳を持ち上げるため、ナウシカは踵を浮かし、
懸命に腰を持ち上げる。
健康的な白い太ももが、ふくらはぎが、ふるふると震える。
それは男の言う通り、とても艶めかしい、そして屈辱的な「踊り」であった。

そして男はそんなナウシカを弄ぶように、意表を突いた動きを含める。
一定のリズムで上下を繰り返していたと思ったら、途中で突然動きを止める。
右回転していたと思えば、急に左回転。
左回転が一瞬止まり、右回転になるかと思うと、再び左回転、といった具合で、
動きが読めず、どうしても一瞬遅れる。
(アッ、また!)

追随が遅れる度に痛みと快感が下腹部に広がってしまう。
懸命に付いて行こうとするのだが、必死になるほどうまくいかず、
その度に下腹部に猛毒が広がる。
頭がどうかしてしまいそうだ。
胸越しに見えるのは、自分の股間を凝視する下種な笑みを浮かべた男たち、
そして同じく股間を向いた写真機。

「うあ…あ…やあ…」
やがて下腹部が痙攣し、膣が絞まる。
その動きは男の拳に直に伝わった。
「おい、なに締め付けてんだよ? この女、腕を突っ込まれて感じてやがる」
「お仕置きされても感じるんじゃお仕置きにならねぇな。この淫乱姫様にはよ!」
「くはっ! ハアハア! もうやめて、おねがい!」
「俺の手をビクビク締め付けておいて、なにが『やめて』だよ。
『気持ちいいです。もっとやってください』だろ?」

そう言うと、男はナウシカを踊らせつつ、拳に捻りを加え始めた。
「!! いやああぁぁぁ―――――っ!!」
波はますます高まってゆき、下腹部と脚の震えが酷くなり、
拳の動きに付いてゆくどころか、ふいに足がびくんと痙攣してしまい、
追随の遅れから猛毒を注がれることが増えてゆく。
悪循環に陥ってしまった。

「…あっ! …あっ! やあ…やめて…もう、ゆるしてぇ…」
「そろそろ飽きてきたな。もう許してやるか」
しばし後、そう言って男は腕を引き抜こうとするのだが、
拳が引っかかってしまい、なかなか抜けない。
「やあ…あ… のばして…てを…のばして…」
「なんだよ、握れと言ったり伸ばせと言ったりうるせえなぁ」

中でもぞもぞと男の手が蠢き、手が伸ばされた。
ずるりと腕が抜かれる。
今までナウシカの中にあった腕は、愛液でぐっしょりと濡れていた。
「見ろよこの濡れ方。」
ナウシカの胸の上に愛液がポタポタと垂れ落ちる。

その後、男はナウシカを再びうつ伏せにする。
そして尻の縄をぐいっ、と引っ張り持ち上げた。
「っ!! ぐひゃああぁぁあああっ!!」
うつ伏せのまま、尻だけ持ち上げ、股を開いた格好にされる。
股間からつーっと愛液が垂れ、既にシーツには大きなシミが出来ていた。

全身にピリピリと電気が流れ、震えが止まらない。
「へばったか、随分大人しくなったじゃねぇか」
「お願い。もう、許して…」
もうこりごりだ。その表情は、涙と涎でぐしゃぐしゃになっている。

男は縄を広げて尻の頬に掛ける。
「俺のモノをぶち込んでやるからよ、タップリ味わえ!」
「だめぇ! いやあぁぁぁぁっ!!」
「もう遅ぇよ」
ナウシカの拒絶の叫びとは裏腹に、弛緩しきった尻穴は易々と男を受け入れる。
自分のモノを尻穴に挿入した男は、
それからナウシカの身体に両腕を回してしっかり抱きかかえる。

一体何が始まるのかと不安に思っていると、
男はナウシカを抱きかかえたまま揃ってゴロンと横臥し、更に回転する。
「あ、 …あ いやぁ…」
体勢が入れ替わり、男の胸の上で仰向けにされてしまった。

表に反されたナウシカは、表情も、乳房も、そして他の男たちから
股を大きく開かれたせいで結合部分も、全てが衆目に晒されてしまう。
こういうことをされるのが一番嫌だ。

「へへへ、なかなかいい恰好だろ?」
「もうやめてください! 姫様を休ませてあげて!」
「ナニ言ってんだ。お前らの姫様はこういうことが大好きなんだぜ? な?」
「…おねがい、もう、もう、やめて…」
「この子らの前だからってカッコつけんじゃねぇよ。」
そう言って男は少女たちの目の前で、男根をナウシカの尻穴に、ぐん、と突き上げ始めた。

「うあっ! あっ! ひィ!」
ナウシカはみるみる快感に身を捩りだす。
少女に手を出した男に、よりによってその少女たちの目の前で高められてしまう。
尻穴に男根が深く打ち込まれる度、その表情も、悶える身体も、
揺れる乳房も、そのすべてがこの場に今尚留まっている大勢の男たちに、
そして少女たちに晒されてしまう。

必死に声を抑えても、身体の反応を押し留めることはできない。
びくん! びくん! と、男の胸でその身体が跳ねてしまう。
「おいおい、このお姫様本気で感じてるじゃねぇかよ」
「うあっ! アアッ! やあっ! アッ、アッ、ハア、ハア、やめてぇ…」
「ケッ! こんなによがっておいて、ナ~ニが『やめて』だよ!
ケツに挿れられてよがってるぜ? ホント、変態だよなぁお前らの姫様はよ!」

「やあ… やめて  …ひぅっ!」
顎が上がるが、そんなナウシカの首筋に舌を這わせると、
たまらず身をすくめてしまう。

男の手がナウシカの下腹部に伸びていき、下唇をぬるぬると撫でられる。
「そーら、よく見ろ!」
男は膣に両手の人差し指を入れ、思い切り左右にガバッと引っ張った。
「やっ! だっ! やめて! やあああぁぁぁ…」
少女たちの前で、大勢の男たちの前で、秘めておきたい最奥を曝け出す。

親指の腹で木芽を苛められ、ナウシカは膣口を大きく開かれたまま、
男の胸でいいように踊らされてしまう。

(姫様はよがってなどいない。こんな男に感じてなどいない)
少女たちは必死にその証拠を探そうとする。
だが、言葉ではかろうじて男の行為を拒否しているものの、その表情も、仕草も、
そして震える下腹部も、愛液の溢れが止まらない性器も、男の行為を否定していない。
少女たちは男の言葉を否定するものを見つけることができない。

「ひぃっ! あ! ああっ! やめっ、やめてぇ!」
「こんなによがる女は見たことないぜ。
やっぱりお前は生まれついての肉便器なんだよ。
もう谷に戻らないでこのまま船にいろよ。
トルメキアに戻ってからも俺たちがタップリ可愛がってやるからよ~」

「そういえばコイツ、今日は食事してないんじゃないか?」
見張りの兵士、それに衛生兵がうなずく。
「大丈夫だ。なんたって俺たちの栄養満点のミルクをタップリ飲んでるからな」
朝は王蟲の騒ぎがあり、そして昼は食堂で晒し者にされた。
男たちの言う通り、ナウシカは未だ食事を与えられていない。
口にしたものと言えば、合間に数回半強制的に水を飲まされのと、
男たちの大量の精液だけであった。

「へえ~。俺たちの精液だけで生きてるのか~」
感慨深げに言う男。
「あと、参謀のションベンな」
「くくくっ、ますます性奴隷っぽくなってきたじゃねぇか!」

(仮にも一国の姫様に向かって何という侮辱!)
男たちの言葉に怒りを募らせる少女たちも事情は似たようなもので、
自宅で朝食を満足にとることもできず捕えられて来たのであった。
ナウシカが食堂に連れて行かれた昼の時間、
少女たちには食事が運ばれたのだが、
誰1人として手をつけることができないまま今に至る。
極限状態の姫様を延々目の前で見せられ、空腹を感じることはなかったのである。