「…あ…ぁ……やあ…」
ナウシカの震える涙声で少女はハッキリと知らされる。
今、自分のこの指が姫様を責め苛んでいるのだ。
「いやあっ! もうやめて! 許してください!」
少女は泣きながら手を引っ込めようとするのだが、クロトワは許さない。
却って少女の手でぐちゅぐちゅと中を引っ掻き回す。
「…うあっ! ふうぅっ…」
少女の指が蠢くごとに、ナウシカは尻を捩らせ、
刺しっぱなしになっている器具が震える。
牢内に響く水気の音、ナウシカのくぐもったうめき声。
「へっへっへ、ほ~れ、このやらしい音が聞こえるだろう?
お前の指が気持ち良くてたまらねぇんだとさ!
なあ、そうなんだろ? オイ、何とか言ってやれ!」
(…くっ! …このっ、このっ!)
尚も指を使ってナウシカを蹂躙しつつ、
同時に少女の親指を木芽にぐりぐりと押しつける。
「や! …ィヒイッ!!」
尻が跳ね、悲鳴を上げてしまう。
今自分が反応すると、少女を苦しませることになる。
分かってはいるのだが、もうどうにもならない。
それからクロトワは少女の指の動きを出し入れに変える。
「こうやってずっと手を動かしとけ。
ちょっとでも動きを緩めてみろ、手首まで突っ込んでやるからな!」
少女は自分の意思で指を動かし、ナウシカに苦しみを与え続けねばならない。
「くっ…うぅ…姫様ごめんなさい…ごめんなさい…」
今口を開いたら、絶対普通ではない声が出てしまう。
かといって黙ったままでは少女を心配させてしまう。
ナウシカは必死で頭を振った。
少女の指の動きが単調になったおかげで、
なんとか身体を動かさずに耐えることができるようになった。
「それじゃ、また数を数えるからな。十数えたらこの子らは帰れる。
お前次第だ。せいぜい身体を動かさないように頑張りな」
ゆっくりと一から始まるが、同時に尻穴に刺した器具が再び動き出す。
「!! ヒッ!」
思わず尻を引っ込めてしまう。
「へっへっへ、この程度でもう動いちまうのかよ。なら、これならどうだ?」
更に器具の動きが大きく、早くなる。
「…やっ! あひい!」
尻が再び器具の動きに合わせて動いてしまう。
「ハッハッハ! ケツを刺激されてそんなに感じてんじゃねぇよ、この変態!
これじゃ、いつまで経っても数えられないだろ?」
そんなこと、言われなくても分かっている。
少女たちを一秒でも早く返してあげたいのに、それは自分次第なのに、
アソコとお尻の刺激が強過ぎる。
少女たちに向かって割り開いた性器を突き出し、
少女の指と器具の出入りに合わせて身を捩らせるという悪夢のような醜態を晒し、
変態と罵られてもどうにもならない。
浅ましい声さえ上げてしまう自分が本当に情けない。
(もう少しでこの子たちを帰してあげられるというのに!)
だが、もはや身体をジッとさせるには程遠い状態であることは、
ナウシカ自身が一番よく分かっていた。
上体を弓なりに反らして乳房がつぶれ、
少女の指で刺激が続く秘所からはまるで涙のように愛液が滴っていた。
「やめてっ! お願い、やめてえ!」
器具は激しい動きを続け、摩擦のせいでお尻の内側が熱を持つ。
尻穴が熱くなるのに合わせて波が高まってしまい、びくびくと反応してしまう。
「ああっ! ダメ! もう、もうダメェ! いやあぁぁ!」
(あの子たちの目の前で…指も入れられてるのに!)
懸命に耐えていたナウシカであったが、ついに達してしまった。
船内に虜にされてからというもの、数えきれない程達してしまったが、
少女たちに向かってお尻を突き出した状態での絶頂は、
人前で脱糞してしまったような恥辱と決まり悪さを伴う。
少女は指にひときわ強い収縮を感じる。
「うあっ! やっ! くぅっ!」
自分のせいで姫様を酷く苦しめているのだと少女は胸を痛める。
これは本来夫婦間のみに秘めておくべき極めてプライベートな事柄である-
それがナウシカの性的なことについての強い考えであった。
それなのに、幼い頃からよく見知った少女たちの顔の前に己の性器を晒し、
あまつさえ少女に指まで挿れられた状態でさんざん弄ばれた挙句、達してしまった。
嬌声を聞かれ、痙攣する全身を見られ、
指を挿れられている少女には体内の反応まで知られてしまった。
今後のことを考えると死んでしまいたくなる。
これから彼女たちとどうやって顔を合わせればいいというのか。
それでも男は尻穴の責めを止めない。少女にも止めさせない。
「やあ。 おねがい…もう…ゆるして……あ…あ! あ! あ――」
強い痙攣が続き、二度目の大波が襲った時、思わずナウシカは足を伸ばしてしまい、
うつ伏せの状態になってしまった。
「どうした、早く元の格好に戻れよ。いつまでも数えられないぞ?」
クロトワに言われ、懸命に元の格好に戻そうとする。
やっとの思いで両方の足を折り曲げ、尻を持ち上げようとするのだが、
そこで器具の動きが一段と加速する。
「ヒイッ! やあっ!!」
腰砕けになってまた足が伸びてしまい、せっかくの姿勢を崩されてしまう。
(はっ、はやくあの子たちを帰してあげないと!)
そう自分に言い聞かせ、再び片方の足を折り曲げようとするのだが、
ガクガクと震えるばかり。
押し寄せる波のせいで身体に力を入れることができない。
とうとう片足を横に開いた状態で悶えて身を捩り、
それ以上四つん這いの格好まで持って行くことができなくなってしまった。
「アッ! あ…ぁはあっ! おねがい、一度止めて! 一度止めてくださいっ!」
必死の訴えも聞き入れられず、器具の動きは止まらない。
数が数えられないどころか、元の格好に戻ることすらできず、悶えている。
そしてナウシカは再び気をやってしまった。
電流が身体を駆け巡る。熱い。反応が止められない。
「おいおい…この淫乱め! これじゃあ、いつまで経っても数えられないじゃねぇか!
こっちはせっかくこの子らを帰してあげようとしてるのに、
お前がそれを邪魔してるんだぞ? 分かってんのか?」
遂にナウシカは降参した。
「おっ、お願い! これはもう許して!
他のことならなんでも言われる通りにしますから!」
「随分虫のいいことを言うじゃねぇか、エ?」
決して手を緩めることなくクロトワが言う。
「おっ、お願いです。アッ…こっ、これはもうムリです。お願いだから許して!」
「他の条件ならなんでも飲むんだな?」
「ヤッ! ハアッ、ハアッ、何でも聞きます。だからこれは許してください」
そう言っている間も器具はナウシカを責め苛み続け、全身がガクガクと震えて止まらない。
「くっくっく、本当に他の事なら何でも聞くんだな? 本当だろうな? エ?」
そう言いながらクロトワは尻に咥え込ませた器具をぐりっと大きく捩じり込む。
「ハアァッ! 本当にっ、本当に聞きます! 聞きますからっ!」
そしてようやく器具の動きが止まった。
クロトワは器具を根元まで咥え込ませて手を離す。
懸命に性器を刺激する少女の手も外させる。
性器に突っ込まれた少女の手は、愛液でぐっしょりと濡れていた。
ナウシカは荒い息を繰り返し、懸命に開いていた指がずるりと抜ける。
クロトワは周囲で見ている男たちに言ってナウシカを仰向けにした。
「たった十数える間ジッとしてればお嬢さん方を帰してやるって言ってるのに、
それでも我慢できないんだからな。
やっぱりお前、こういうことされるのが好きで好きで仕方ないんだな。」
「…そっ、そんな…違います…」
「この状況で何度もイっちまうようなヤツが今更取繕っても遅えよ。
お望み通りタップリとイかしてやる。それで今日は許してやるからよ。
お前はもう何も我慢する必要はない。
今まで通りの反応をお嬢さん方に見せてやればそれでいいんだ。
簡単だろ? くっくっく。」
「俺様の相手が終わったら、このお嬢さん方はちゃんと帰してやる。」
最初にそう言ってから、一体どれだけの回り道を繰り返すのだろう。
この嗜虐の塊のような男が恐ろしく悪い笑みを浮かべているのを見ると、
一体何が始まるのかと不安が募る。
クロトワはナウシカの股を広げさせると、中に2本の指を差し入れた。
差し入れた2本の指の向きをくるりと変え、
ある部位を中心に深さと位置を微妙に変えながら刺激し始めた。
まるでどこかの場所を探すような指の動き。
(まっ、まさか!!)
ナウシカが予感した次の瞬間、その身体を強烈な電撃が貫いた。
昨晩嫌と言う程味わわされたあの感覚であった。
「うわあぁぁぁっ! いっ、いやあぁぁぁ!! ひゃめてえぇ―――――!!」
そしてナウシカはあっけなく達してしまったのである。
それでもクロトワは責めを止めようとしない。
クロトワは“指の男”からやり方を教わっていた。
普段のこの男なら、わざわざ自分から教えを請うようなことはしない。
皮肉にもこれは、ナウシカがナウシカであり続けたことが招いた事態であった。
少女たちの前で少しでも平静を装おわねばという気持ちを瞬時に奪われてしまい、
涙を流し、髪を振り乱し、よがり狂う。
強烈な快楽に頭が灼ける。このままではおかしくなってしまう。
もう少女たちの泣き叫ぶ声も、その姿を認識する余裕も失い、
やがて少女たちの存在そのものが意識が消え、
ついには完全に理性を失い、動物のような叫び声を上げる状態になってしまった。
少女たちは泣きながら許しを請うが、
それでもクロトワは決して止めようとしない。
(1回か2回出されるまでの辛抱だ。
あの月が高く上る前にこの子たちを家に帰してあげられる。
この子たちが男たちの毒牙にかかってしまうことを思えば、
この男に多くても2度出されることくらい、なんでもない。
この子たちが安心して戻れるように、最後は笑って見送るのだ。)
ナウシカの目論見は大きく狂わされてしまい、
少女たちの眼前で文字通り激しくよがり狂う様を晒し、
たちまち狂気の境へと強制的に連れて行かれてしまう。
ナウシカと少女たちにとってせめてもの救いだったのは、
「これ以上続けると本当に狂ってしまう」という境界の見極めが
クロトワにはつけられないということであった。
ナウシカに回復不能の損傷を与えることは厳禁されている。
だから大分余裕を見越し、昨晩よりはるか手前で責めは中断された。
ゼイゼイと荒い息をするナウシカを強烈な波が襲う。
「ハッ、ハッ、ヤッ、やあ、ハッ、ハッ、あうっ…」
今の状態でも辛いのに、案の定そこにクロトワの手が伸びてくる。
この男には自分の弱点を既に幾つも知られてしまっている。
「ひゃああぁぁぁっ! ゃめっ! だめえぇぇぇぇ!」
ナウシカの白く滑らかな肩から二の腕にかけてクロトワの武骨な手が滑る。
それだけで上体が跳ね、嬌声と共に達してしまった。
そして尚もクロトワはニヤニヤとナウシカの身体を弄ぶ。
単に腕や腹を触られただけで、どうしてこんなにも姫様はのた打ち回るのか。
少女たちは今自分たちの眼前で繰り広げられているナウシカの嬌態の意味が
まったく理解できない。
首筋を軽く撫でられただけで、内股に手を滑り込まされただけで涙を流し、
涎を垂らし、よがり狂う。
少女たちはただただその身を案じて叫び続けるだけであった。
その後、ナウシカはしばし放置される。
荒い息を繰り返し、未だ身体がびくっ、びくっ、と大きく痙攣してしまう。
「姫様! しっかりしてください、姫様!」
少女たちの泣き叫ぶような呼び掛けに、ナウシカはうっすらと目を開けると、
「…心配しないで。大丈夫、私は大丈夫だから」と苦しげにつぶやく。
「コイツはもう外してやるよ。感謝しろよな?」
クロトワはナウシカの尻に手を伸ばし、器具をゆっくりと引き抜く。
「ああ! やっ…やあ…」
少し落ち着くと、再びクロトワの指が入れられる。
もうすっかり部位を把握されてしまっており、すぐさま絶叫が牢内に響き渡る。
最も知らないでいて欲しい、最悪の人物が恐ろしい手技を身に付けてしまった。
少女たちは泣きながらクロトワにもう止めるよう懇願するのだが、
それは一向に聞き入れられず、更に3回、4回と責めを許そうとしない。
見開いた大きな瞳は焦点が定まらず、狂気の光を宿しており、
汗だくで髪を振り乱し、のた打ち回る。
動物的な叫び声を発している最中のナウシカの様子は、
少女たちにはとても正視に耐えられるものではない。
まさに悪夢のような光景だった。
クロトワに指を突っ込まれ、激しく刺激を加えられ続けたナウシカは、
無意識のうちに股を開き、腰を突き上げ、己の性器を大きく突き出して反り返る。
かと思うと突然尻をシーツに激しく叩きつけ、その度に愛液が飛び散る。
不規則にバタつかせる足は足首までピンと伸ばし、
ギュッと足先を丸め、ブルブルと震えている。
そして時にベッドから大きくはみ出し、少女たちにぶつかってしまう。
その手は、自らの身体を揉みくちゃに弄っていたかと思うと、
突然少女たちに向けられる。強張ったその手は必死にもがき、
まるで少女たちに助けを求めているかのようだ。
その腕を躊躇なく抱き締めて少女が叫ぶ。
「お願いです、もう止めてあげて! このままじゃ、姫様死んじゃうわ!」
「なーに、心配いらねぇよ。昨日はまだまだこんなもんじゃなかったんだぜ?
昨日は専門家がいたからな。
お前らの姫様はあとほんの少しで本当に狂っちまうギリギリのところまで
10回近くやられて、最後は息が止まっちまったんだ。
今日はそこまでのところは勘弁してやるから安心しな」
さっきから何度かこの男の言葉が引っかかっていた。
先刻姫様は、「今日は特別男たちが多かったが、
昨日まではほとんどユパ様と2人っきりで過ごしていた」と言っていた。
やっぱりあれは自分たちを安心させるためのウソだったのだ。
牢内にナウシカの悲しげな叫び声が延々と響き続ける。
その非常に魅力的な容姿は大勢の男たちの欲情を掻き立て、
その強靭な精神と肉体はクロトワの嗜虐を呼び込んだ。
結果として短い間に、彼らがこれまで凌辱してきたどの女より
酷い扱いを受けてきた。
これだけ凌辱を繰り返されると、心を閉じて無反応になったり、
コワレてしまうことも多い。
年若い娘の場合、家族を人質に取って言いなりにさせたところで、
そんな脅しも長くは続かず、やがては何を言っても、
「もう嫌!」と、とにかく拒絶するようになってしまう。
だがナウシカはそれまでのどの女とも異なっていた。
その小さな心臓がいつ止まってしまってもおかしくない程の虐待を
繰り返し受け続けているにもかかわらず、
よがり狂ってしまっている時は別として、決して心が折れない。
その所作は、この少女が高貴な育ちであることを常に示すものであり、
「谷の人たちを守るため、身代わりとして敵の虜にされている」
という自分の立ち位置を決して揺るがさない。
皮肉なことに、ナウシカの高貴な振る舞いと、されている時の落差が、
更に男たちの劣情を、この男の嗜虐を掻き立てる。
対等な条件なら、ここにいるどの男にも引けを取らないほど武に長けており、
一歩間違えばあっという間にこちらの安全が脅かされる。
父が殺害されたのを目の当たりにした時、
そして兵士の1人が約束を破って少女に手を出した時、それは実証された。
それ程の能力を持っていながら、
「谷の人たちの安全」という切り札一つでどんな要求にも従わせることができる。
何度も何度も繰り返される死ぬほどの恥辱を理性で抑え込み、受けきっているのだ。
谷の人々の安全と引き換えなら、死をさえ厭わない。
この切り札はナウシカにとって絶対的なもので、これは今後も変わらないだろう。
女がどれ程拒絶し、抵抗しようとも、最後は力にものを言わせてベッドに押さえつける。
だがこの少女は違う。
自らの意思でベッドに身を横たえ、されるがまま男たちの凌辱を受け続けている。
特にナウシカの場合、他の女に交代する機会が常に与えられている。
それでもどんなに痛めつけられようと、自分1人が性の対象であり続けようとする。
そんな強靭な身体と意志を持っていながら、この魅力的な容姿。
凌辱されている姿のギャップ、それに反応の仕方もいい。
こんなにいたぶり甲斐のある女はいない。
そして今、ナウシカは再び獣のような叫び声を上げている。
クロトワはその指にもう何度強い収縮を感じたか分からない。
そして一際強く指が絞られたかと思うと、ナウシカは潮を吹き始めた。
その飛沫は少女たちにも跳ねかかる。
「ハッハッハ! 敵国の男にやられてるってのに、
しかもお前らが見てる前でこうなっちまうんだからな。
お前らの姫様はとんだ淫乱だよ!」
ずるりと指が引き抜かれると、荒い息に胸を大きく上下させ、
「あー、あー」と意図せぬ声が上がる。
「くくくっ、まるでアカンボみたいになっちまったな。お前らの姫様はよ!」
強烈な余韻に耐えるナウシカを再び苛めてやる。
下乳に、そして肋骨に指を這わせ、ゆっくりと腰までなぞるのを繰り返す。
「はっ…あ! いゃあぁぁぁ!」
脚をくねらせ、苦しげに身を捩り、喘ぎ続ける。
「姫様! 姫様!」
少女がナウシカの手を握り締めて泣き叫ぶ。
「もういやぁっ! もうやめて! やめてえぇっ!」
それは、自身が凌辱を受けているかのような叫びであった。
それにつられるように他の少女たちも叫び始める。
狂わんばかりの様子を繰り返し見せられ、少女たちはもう限界だ。
ようやく落ち着きを取り戻したナウシカは気力を振り絞り、
クロトワに向かって頭を持ち上げると言った。
「もっ、もおっ、いいかげん、このこたちをいえにかえしなさい!」
自分への責めを止めろと言っているのではない。
とにかく少女たちを帰してくれと言っているのだ。
だが、そんな願いでさえこの男には通じない。
「それを決めるのはこの俺様だ。お前が命令すんな。
ヒイヒイよがって潮まで吹いたくせに、お前ナマイキだな。
ちゃんと主従関係をわきまえろ!」
そう言うと、再び指を差し入れる。
「やっ! やめろ! やめなさい! やっ、おねがいゆるしてえぇぇっ!」
谷の人々は、そして少女たちは知っている。
王族の衣を身に纏った姫様の気品に満ちた、神々しいまでの美しさを。
魅力的な外見に立派な資質を数多く兼ね備え、
この人になら喜んで付き従いたいと思わせる人柄。
そこにいるだけで単調な労働さえも楽しくなってしまう明るい性格、可愛いらしい声。
その姫様が今、一糸まとわぬ姿で敵兵からいいように身体を弄ばれ、
全身を震わせ、愛液を跳ね飛ばし、嬌声をあげている。
よがり狂わされている今の姫様にいつもの姿は欠片も残っていない。
衣だけでなく、知性も人格も剥ぎ取られ、
後に残ったのは、快楽のみに支配されて吠え声を上げてのたうつ一匹の雌。
この男の責めが続く限り、姫様の理性は絶頂の世界に閉じ込められ出られない。
一体あとどれだけこんなことが続くのか。
本当の姫様はあと何回この世界に閉じ込められなければならないのか。
すべてはこの男の気まぐれに委ねられているのだ。
「おごおーーーーっ! おごっ! ごあぁぁぁあああっ!」
そして再び雄叫びを上げる所まで上らされてしまう。
クロトワとしては、また息が詰まってしまうところまで何度でもやってやるつもりだった。
限界の手前で止めているから、回数は昨晩より伸びるだろう。
だが、獣の如く叫ぶようになったナウシカは、
自分の胸や下腹部をぎゅっと握り締め、爪を立て始める。
昨晩に続き、その美しい肢体が血に染まる段階に再び達してしまったのである。
クロトワにより再び狂気の淵まで強制的に上らされたナウシカは、
きめ細やかな白い腹や乳房を強張った手でギリギリと握り締め、
爪が深く食い込んでしまう。
爪で深く皮膚を切り裂いた跡は一生消えないと今朝軍医から聞いたばかりだ。
そう都合よく何度も蟲が治すことなどないだろう。
「チッ! しょうがねぇな!」
一旦指責めは中断する。
自傷行為を防ぐため、男たちに両腕を掴ませておいて、
このまま続行してもいいのだが…
「まだまだオマエがしっかりしているうちに、1番イイことをしてやるよ」
クロトワは指を引き抜き、
未だ意識を飛ばし、白目を剥いて痙攣するナウシカに己のイチモツを挿入した。
それからナウシカの太ももを抱え、結合したまま膝立ちになる。
ナウシカの下腹部を持ち上げ、尻が浮いた状態にして、そのままの姿勢で待つ。
ようやく意識がこちら側に戻ったナウシカは、荒い息のままうっすらと目を開いた。
「やっと気が付いたか。待ちかねたぜ。」
ナウシカは自分の置かれた状況に愕然とする。
まず目に入ったのは、持ち上げられ、大きく開かれた自分の股に密着する男の股間。
(しまった!!)
ハッとして見上げれば、そこにはニヤニヤと自分を見下ろす下卑た顔。
「さっきは俺様のモノでイかせてやれなかったからな。
最後にコイツでイかせてやるよ」
イヤだ! そんな仕方でイかされるなんて、それだけはイヤだ!
感情では拒絶するが、今の自分は狂う寸前まで何度もイかされ続け、
やっと意識がこちら側に戻ったばかり。
全身電流が激しく飛び交い、ピリピリと感じやすくなっている。
「やめ-」
拒絶の言葉を遮るようにクロトワは腰を引き、ナウシカに叩きつけた。
ずん。
「くはあっ!」
小柄な身体が1つ大きく揺さぶられて悲鳴を上げ、
ダラリと下がっていた膝から下がピンと伸びて硬直する。
1度突き立てられただけでもう中が痺れ、おかしくなってしまいそうだ。
先刻はなんとか耐えることが出来、クロトワだけが果てた。
だが今の両者には天と地ほどの相違がある。
一度達して冷めた男と、
狂気の淵まで責め立てられ、快感が全身を駆け巡る女。
今回どちらが先に達するかは火を見るより明らかであった。
「イヤ、やめて! おねがい、ゆるして!」
顔を両腕で覆い懇願する。
父様は今この時もずっと自分を見守ってくれている。
それなのに、父様の命を奪ったこの男と子を宿す行為に耽り、
しかも自分が快感の極みに達してしまうとしたら、父様はどう感じるだろう。
それは父に対する裏切りだ。
そんなことは絶対に許されない。
それでも今の自分はもう、「頑張ればなんとか耐えられる」
という状態には程遠い。
鎖骨に指を滑らされるだけで、
もう身体をジッとさせておくことができない程だというのに、
既に膣奥に男根を咥え込まされているのだ。
ただ挿入されているだけで、もう下半身はジンジンと痺れ、収縮が始まってしまう。
この上更に打ちつけられたら、自力で堪えて押し留めることなど、とてもできない。
持ち上げられた白い腹がふるふると震える。
クロトワはナウシカの心を見透かすように男根をゆっくり引き抜き、
それからその先端を花びらの中でぬるぬるとのたくらせる。
「くうぅ…こっ、この……やめぇぇ…」
ナウシカの太ももの間にクロトワの腰を入られている。
行為を止めさせるためには股を閉じなけれはならないのに、
この体勢ではそれが不可能であるばかりでなく、
却ってこちらから誘いっているという印象を与えかねない。
クロトワが身体を離してくれない限り、こうして大きく股を開いたまま、
それを阻むこともできず、好きなようにされてしまう。
本人が止めようとしない限り、どうすることもできない。
そしてクロトワは再び膣口に当てがった。
本人の意思とは裏腹に、トロトロのソコは抵抗なくその先端を迎え入れる。
「もう一丁行くぞ。俺様のイチモツを存分に味わえ!」
「いやっ、おねがい、ゆる-」
その言葉を遮るように、再び加えられる一撃。
「ヒイッ! あ! ぁ… ぁ…」
思わず上げてしまったか細い声が無意識に裏返る。
2度目の衝撃に耐えられたのは、
ナウシカの頑張りを差し引いても奇跡的と言ってよかった。
頭が灼ける。もう限界だ。あとほんの少し何かされただけで飛んでしまう。
同じことを繰り返されたりしたら、確実に越えてしまう。
少女たちの前で、そして自分を見守っていてくれる父様の前で、
絶対にそんな醜態を晒すわけにはいかない-
その強烈な思いはナウシカの理性をも凌駕して行動へと突き動かす。
ナウシカは残る力を振り絞り、なんとかクロトワから離れようともがき始めた。
「くっくっく、そんなにこの格好でやられるのが嫌なのか。
それじゃあどんな格好でやられたいんだ? ん~?」
クロトワは一旦身体を離してナウシカを横たえた。
ナウシカは直ちに股を閉じる。もうここは絶対に開かない。
クロトワはナウシカの身体に覆い被さってきた。
濃い胸毛がジャリジャリと乳房を擦る。
独特の男臭。
「くっ! やめっ やめろおっ!!」
この男がこれで大人しく引き下がるはずがない。
ナウシカは両手でクロトワを押し、身体を離そうとする。
「へっ、これだけやられまくったくせに、今更ナニ勿体つけてるんだよ!
昨日の夜、『どうか抱いてください、ここに挿れてください』って
何度も泣いて頼んでただろうが!」
確かにこの男の言う通りだ。
谷の人たちのためなら、どんな行為にも耐えて見せる。
父の仇からの挿入であろうと甘んじて受け入れる。
でも今はダメ。今だけはダメなのだ。
このままでは確実に自分だけがイかされてしまう。
父の仇に抱かれて自分だけが歓喜の極みを味わうことになるのだ。
そんなことが許されるはずがない。
父への強い思いが、ナウシカを強く抗わせる。
だが、今のナウシカの行為は、クロトワを拒絶することに他ならない。
これは横で見ている少女たちに対象を替える立派な大義名分になる。
そうしてもよかったし、それじゃあお前の代わりにこの娘らに相手してもらうぞと脅せば、
すぐまたミエミエの芝居を始めるだろう。
だが、クロトワにとってはこちらの方が遥かに面白い。
1度は自分を打ち倒した女が、谷の人々の身代わりとなるため、
その後ずっと理性で自分を抑えて己の体を大勢の敵兵たちに開き続けてきた。
それがここにきて初めて抵抗を見せ、持てる力を振り絞って抗っている。
それでも自分はそれを容易に抑えつけることができるのだ。
「へっへっへ、もっと頑張れよ。さもないと~!」
からかうようにクロトワはイチモツをナウシカの下腹部に擦り付ける。
「くうぅぅっ! やっ、…やめっ、やめろおっ!」
「こんなに濡らしておいて、説得力ねぇんだよっ!」
その優れた身体能力を活かし、圧倒的なスピードと技術で多くの敵兵を翻弄し、
叩き伏せてきたナウシカであったが、
その小柄な体躯では、例え万全の状態だとしても、
一回りも二回りも体格の違う男相手にまともな力勝負では敵うはずがない。
それはこの中年の参謀相手でも同じこと。
ただでさえ朝からずっとまともな休みも食事も与えられず、
大勢の男たちの欲情の的にされ続けているのだ。
しかも、ちょっとした刺激で達してしまいそうで、下腹に力を込めることができない。
イってしまうのを耐えながら、且つクロトワを引き離そうとしている。
どちらも無理に決まっているのに、それでも尚希望を捨てず、
懸命に抗い続けている。
その懸命な表情に思わず苦笑してしまい、ますます嗜虐心が高ぶる。
クロトワは、自分を引き離そうと懸命にもがく白い細腕を掴むと、
万歳の格好でガッと抑え込んだ。
更に足を絡め、ナウシカを大の字にしようとする。
そうさせるものかと激しく抵抗するナウシカであったが、
そのせいで危うくイきそうになってしまい、抵抗を止める。
再びこの最悪な男に対して股を開いてしまった。
「へっへっへ、オラどうした? もう降参か?」
「くうぅぅっ! こっ、このおおおおおぉっ!」
ナウシカは敵愾心剥き出しの表情で抗うが、
倍近い体重の男に上からのしかかられて組み伏せられては
もうどうすることもできない。
「ホレホレ、もっと頑張れよ。こんなことしちゃうぞ~?」
クロトワはニヤニヤしながら舌を大きく突出すと、
露わになったナウシカの脇の下から二の腕につーっと舌を這わす。
「ハアッ! やめ…なめるなぁ!」
舐められたのと反対側に顔を背け、叫ぶ。
手足の自由を奪われたナウシカに残された反撃の余地は、
身体を捩って自分に覆い被さるクロトワを振り離そうとすることのみ。
即座に実行に移したのだが-
「!! ひっ!」
身を捩る自らの行為は、どくん、と大きな収縮に繋がり、
もう少しでイきそうになってしまう。
結果として自ら限界に近づけてしまっただけだった。
もう身体を動かすことができない。
それどころか、下腹に力が入るだけでイってしまう。
(何とかして今すぐやめさせないと …何とかして)
力ずくでは無理だと悟ったナウシカは必死に考える。
どうすればクロトワを止める気にさせることができるだろう。
止めさせるのと引き換えに自分は何を与えればいいだろう。
そうして考えを巡らせたナウシカは愕然とする。
気付いてしまったのだ。
自分にはもう守るもの、差し出せるものが何一つ残されていないことに。
自分は既に口も、お尻も、そして性器もこの男に穢されている。
気が触れる寸前の責めを繰り返され、死の一歩手前まで追い詰められ、
性器の破壊までされた。
正気と命を別にすれば、今まさにこの男がしようとしていること、
それが最後に残された行為であった。
「やあ。 もう、もう、 だめぇ…ゆるして。おねがい、ゆるしてぇ…」
とうとうナウシカは子供のように泣き出してしまった。
絶対にイヤなのに、父様を裏切ることになってしまうのに、
その瞬間がもうすぐそこまで迫っているのに、
今の自分に出来るのは、
自分が苦しんでいる様を見ることに無上の悦びを見出すこの最悪な男に、
そうしないようにとただ泣いて懇願することだけ。
3日間に渡りこの男の嗜虐を一身に受け止めさせられたナウシカは知っている。
この男に情け心を期待するよりは、
広大な腐海の森に失くした、たった1粒のイヤリングを見つける方がずっとた易い。
自力でこの状況を打破することもできず、手札ももう何も残っていない。
己の無力さに打ちのめされる。
醜悪な笑みを浮かべる男を見上げる瞳から涙がポロポロとこぼれる。
「なんだ、もう降参か? じゃあ、イかしてやるからよ!」
「やあ…おねがい、ゆるして…」
ここで止まることなど絶対にあり得ない。
そのことを嫌という程分かっていながら、それでも最後まで拒絶することを止めない。
開かれた股に再びイチモツがぬるぬると侵入してくる。
「…だめ! だめぇぇっ!」
悲しい絶叫が牢内に響く中、再びゆっくりと、しかし強烈な一撃が撃ち込まれる。
「!! やあああ―――――――――――っ!」
ついにナウシカは達してしまった。
父の仇のモノを性器に咥え込まされ、そして快楽の頂点まで上ってしまった。
谷の人たちを守るために敵兵から凌辱されてしまうのは仕方ないとしても、
父様の命を奪った男に抱かれて興奮し、絶頂を迎えてしまった。
ナウシカはそんな自分が許せない。
自分の全てをこの男に捧げてしまい、
自分に残っているもの、守れるものはもう何もない。
(ごめんなさい父様 …ごめんなさい…ごめんなさい…)
激しい自責の念に駆られ、涙が溢れる。
そしてこのことは、朝からベッドのすぐ横に並んで座らされ、
一部始終を見せられていた少女たちにとってもショックな事であった。
姫様が本気を出せばこんな男たちなど簡単に叩き伏せることができる。
それでも姫様は自分たちの身代わりとなって耐えているのだ。
ところがここにきて、姫様が全力で抵抗したにも拘らず、
あっさりとイかされてしまったのだ。
しかもジル様の仇から。少女たちはナウシカの胸中を察し心を痛めるのであった。
ところが、そんな悲嘆に暮れる少女たち、そしてナウシカとは無関係に、
その全身、特に下腹部は己の主人を更に失意の底へと突き落す。
イかされてしまうのを拒絶し、我慢に我慢を重ねたその身体は、
貯めに貯めていた、気を失ってしまいそうになる程の快感を一気に放出し、
それが全身を駆け巡る。
狂わんばかりの激情に身体を動かす事もままならない。
最愛の男性からではなく、こんな最悪な男にやられてしまったというのに、
自分の意思ではどうにもならない程、身体は歓喜に打ち震えているのだ。
膣壁はびくびくと収縮を繰り返し、
未だ挿入されたままの男根から尚も快楽を貪ろうとしているのが悲しい。
そんな自分を嫌悪し、叱咤するのだが、悪夢はそこで終わらない。
ナウシカが自分のモノで達する様をじっくり堪能したクロトワは
乳房を弄びつつ、更に挿入を繰り返す。
今はもう四肢の押さえつけは解かれて自由になっているのだが、
それでも抵抗する余裕を失してしまった。
四肢をピンと伸ばして硬直させ、痙攣が続き、嬌声を上げてしまう。
これだけ身も心も蹂躙し、この上更に続けるというのか。
「ハアッ! アッ! まっ、まだ…アッ! たっ、足りないというの!」
怒りのこもった口調と瞳。
だがそれもクロトワの一段と激しさを増した挿入で一瞬にしてかき消され、
悲鳴と共に再び達してしまう。
「あぅ、もう、ぐはっ! もう、おなか…やめっ、おっ、おかしくなっ ヒギィッ! ゆるしてぇ…」
もう嫌だ、もうこりごりだ。
それなのに、愛液は溢れて淫らな音を響かせ、3度、4度と続けて達してしまう。
「へっ、そんなに気持ちいいのかよ!」
やがてクロトワも自身の限界が近づいてくる。
一層激しく叩きつけ、その瞬間、クロトワは耳元で囁いた。
「俺の子を孕みな!」
そしてすべてをナウシカの中にぶちまける。
「!! うあっ、いやああああ―――――――っ!!」
奥にどくんと感じる灼けつくような感覚。
燃え盛る若い女体は、それだけで容易に達してしまう。
この男と深く繋がったまま、同時に絶頂を味わうことになろうとは!
「…ふう。俺もまだまだ若いな。風の谷のお姫様相手に2発も出しちまったぜ」
サバサバとした表情のクロトワとは対照的に、
ナウシカは身体の芯に点いた炎がなかなか消えない。
口をはくはくと動かし、全身を強張らせ、未だ駆け巡る激情に翻弄され続けていた。
「くくく、あんまり気持ちよ過ぎて声も出ねェか」
横に寝そべって、余韻を楽しむように胸を撫で、乳房をゆっくりとこね回すが、
その手を払い除ける事すらできない。
それでもどうにか荒い息が収まってくる。
戯れに腹をぐっと踏みつけてやると、中に吐き出したものがドロリと溢れる。
「ぐぅ! やあ…おなか……だめぇ…」
「これしきでいつまでもヘタってんじゃねぇ。俺様のイチモツを舐めてキレイにしろ」
ナウシカは震える身体を無理に起こすと、
言われた通りクロトワのイチモツに手を伸ばす。
ぬるりとした感触、そして青臭い臭い。思わず顔を背けたくなる。
「お前に天国を味わわせてやったありがたいイチモツだ。感謝して丁寧にしゃぶれ」
そんな言葉を投げ掛けられながら舌を出し、
男根をドロリと覆う白濁した液体を舐め取り始める。
「れる…れる…ちゅぶ…れる…はあ…ちゅる…こく…」
今自分が舐めさせられているのは、
父様を裏切って醜態を晒すことになってしまった元凶なのだ。
そう思うとますます鬱になる。
もう幾度となくさせられてきた行為だが、その苦さと臭い、それにこの感触。
少しも慣れることができない。吐きそうになる。
激しい屈辱も相まって涙が溢れ、男根を持つ手が、舐め取る舌が、震える。
こんなもののために自分は正体を失う程上らされ、父様を裏切ってしまったのか。
(父様ごめんなさい…ごめんなさい…)
「なんだ? オイオイこのお姫様泣いてるぜ?」
「そりゃそうだよなぁ。なにしろ昨日の夜から散々泣いて欲しがったんだからよ。」
「自分で股開いて、マ○コに指突っ込んで子宮口までさらけ出して、
参謀殿のイチモツを欲しがってたんだもんな」
「やっと願いが叶ったんだ。そりゃ随喜の涙も出るわな」
「俺、コイツが何て言ったか覚えてるぜ?
『私はぁ、クロトワ様専用のぉ、性奴隷でございますぅ。
私のぱっくり広げたぁ、トロットロのはしたないおマ○コにぃ、
クロトワ様のぉ、太くて逞しいペニスが欲しいのぉ~。
どうか私のえっちな体を、お好きなだけご存分にお使いくださいませぇ~。
あ~ん、もう私、ガマンできませぇ~ん! 早くぅ~、ねぇ早く貫いてぇ~!』」
牢内が笑い声に湧く。
(ふざけるな! ふざけるな!)
男たちの嘲りに心の中で繰り返し、必死で耐えながらキレイに舐め、呑み込む。
クシャナが数人の兵士を従えて入って来たのは、それから少ししてのことであった。